晴れときどき御朱印      from yumimi*

『かわいい京都 御朱印ブック』『京都の隠れた御朱印ブック』著者、御朱印オトメ部主宰の西村由美子(yumimi*)のブログ。京都のほか近畿地方を中心に巡った寺社の歴史や御朱印の情報を不定期にお届けします♪

ぼさつの寺めぐりに新加入の世界遺産 奈良・元興寺

ぼさつの寺めぐりの記事が続きます。

今年5月に巡礼に加入した

世界遺産元興寺へ初参拝した時(5月20日)のことを

今さらですが振り返ります。

 

 

 

 

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奈良市中院町にある真言律宗の寺院で西大寺の末寺。

崇峻天皇元年(588)蘇我馬子が飛鳥に建立した法興寺が前身。

平城遷都とともに現在地に移転し元興寺となります。

飛鳥の法興寺は、現在の飛鳥寺として残っています。

 

 

 

 

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今の元興寺といえば奈良市中院町になりますが

昭和52年(1977)までは元興寺極楽坊という名称でした。

すぐ南には塔跡があり、西側には小塔院跡があります。

この三カ所が元興寺の史跡だそうです。

奈良時代は現代のならまちのほとんどが元興寺だったわけです。

さすが官寺、南都七大寺に数えられるだけありますね。

 

 

 

 

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門を入るといきなり国宝の極楽坊本堂が見えてきます。

寛元2年(1244)旧僧坊の東端を改造したもので

内陣の部材には奈良時代のものが再利用されているそうです。

 

 

 

 

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奈良時代の後半、智光という学僧によって描かれた

智光曼荼羅が本尊で極楽坊と呼ばれるようになりました。

 

 

 

 

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南西から見た図。

後ろにくっついているのが禅室でこれも国宝。

瓦が赤くなっているところがあるのがわかりますか?

これが飛鳥〜奈良時代の古瓦を使っているところ。

 

 

 

 

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古いものを上手に利用して保存している。

リユースの精神ですね〜

そんなところが世界遺産に認定されたのかも。

 

 

 

 

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東側にある収蔵庫の見所は五重小塔。

現在の小塔院跡の建物内にあったもので高さ5.5mの奈良時代の塔。

内部構造まで省略せずに造られていて工芸品ではなく

「建造物」として国宝に指定されているそうです。

建物内にあったとうことで傷みが少なく

これが奈良時代のものとは!と驚くほどのキレイさです。

ちなみに、現在の小塔院跡は元興寺のすぐ西にありますが

江戸時代に建立された仮堂があるだけだそう。

 

 

 

 

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実は元興寺極楽坊に行く前にこちらに立ち寄っていました。

高さ57mもある五重塔が建っていたそうですが

安政6年(1859)観音堂などとともに焼失。

 

 

 

 

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元興寺という名前があるので同じお寺かと思ったら

こちらは華厳宗東大寺の末寺だそうで。

違うお寺なんですね…!?

 

 

 

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かたわらには昭和始めごろに再建されたお堂がありますが

入れないみたい? お寺の人らしき気配もなく…。

観光客はチラホラいたんですけどね。

ここが現在の元興寺とは違うお寺とは気づかなかったので

御朱印はないよね〜とあまり気にしませんでしたが

違うお寺なら独自の御朱印があるでは…

と調べたらやっぱりあった…><

 

 

 

 

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この時に拝受したのは通常の御朱印2種類と

ぼさつの寺めぐりの合わせて3種類。

イラストは聖徳太子立像でした。

収蔵庫に2歳の時の聖徳太子の木造がありました。

現在はJR西日本の企画で「ちょこっと関西歴史たび」を開催中。

元興寺興福寺春日大社で特別御朱印が授与されています。

9月30日までだそうですので、行かれる方はそちらも是非。

 

 

 

 

御朱印まとめ

★拝受場所/拝観受付

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★本尊「智光曼荼羅

 

 

 

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★「瑠璃光」(薬師如来のこと)

 

 

 

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★ぼさつの寺めぐり「南無上宮太子」500円(別紙)

 

 

 

以上、元興寺でした。