ロータスロード限定御朱印3 奈良・喜光寺
ロータスロード御朱印めぐりの続き。
蓮の見頃に合わせた6月16日〜8月16日だけ
特別な御朱印が授与される新しい巡礼です。
唐招提寺に次いで向かったのは喜光寺。
唐招提寺からのどか〜な道をテクテクしていると
小さい山みたいなものが見えてきました。
鳥居もありますね〜
こちらは垂仁天皇陵なのでした。
垂仁天皇って現存してたんだっけ?と調べると
11代なので現存していたらしい。
古事記に説話がたくさん残っているそうです。
天皇陵ってなんだか不思議。
陵印もあるのでいつかは集めてみたいな。
唐招提寺から徒歩20分くらいで到着。
近鉄尼ケ辻駅からは徒歩10分。
目の前には阪奈道路の菅原交差点。
奈良市菅原町にあります喜光寺は
法相宗の別格本山という高い寺格のお寺です。
別格本山ということはその次くらい
ということでしょうかね〜。
でもこの巡礼で初めて聞いた名前です。
菅原道真の祖、菅原家が治めていた地であり
氏寺として菅原寺と呼ばれていましたが
喜光寺という寺号を与えたといわれています。
本堂は天文13年(1544)の再建。
行基菩薩といえば
東大寺の大仏殿建立の時に活躍し
民衆からは菩薩と仰がれ
聖武天皇からは日本で最初の大僧正に任ぜられた
奈良時代を代表する名僧なのです。
行基菩薩は大仏殿建立の時に
この本堂を参考にされたといわれ
「試みの大仏殿」とも呼ばれています。
本堂の西側に蓮の鉢植えが
たくさんありました。
時間は13時すぎ。
もうダメかな〜と半分諦めていたけれど
ここが一番たくさん咲いていました。
数も200鉢ほどあり、種類は100種類。
いろんな種類があるので
どの時期に来ても咲いているんだそうです。
お堂と石仏と蓮。
この組み合わせがいいですね〜
南大門の向こうには阪奈道路の高架が…
外は別世界…!?
本堂の後ろには弁天堂があります。
ここに祀られているのは宇賀神王。
胴体は蛇でとぐろを巻き、頭部は老翁という姿。
一度見てみたいと思ってました。
なんだか…可愛らしい気もしました。
公開中に限り授与される御朱印も
書き置きですがありました。
印のようにはっきりとお顔は見えませんが
民間信仰って面白いな〜と思わせる姿です。
ウカノミタマに由来するといわれ
財福が貯まるというご利益もあるとか。
公開時限定なので8月16日の次は
お正月の公開時に授与されるそうです。
横には真新しい行基堂がありました。
平成26年落慶なので2年前にできたもの。
行基菩薩座像が祀られ、千体佛が取り囲みます。
行基菩薩の御影御朱印もいただきました。
こちらは本堂を意味する通常の御朱印。
御朱印は境内北の写経道場で受けます。
涼しいところで待つことができ
冷たいお茶をどうぞって…。
ありがたい…生き返りました。
御朱印まとめ
拝受場所/写経道場
★ロータスロード限定御朱印「七宝蓮」
授与期間/6月16日〜8月16日
★通常の御朱印「無量寿殿」
★通常の御朱印(行基菩薩御影)
★弁天堂公開時限定「宇賀神王」(別紙)
拝受期間/6月16日〜8月16日、正月三が日
以上、喜光寺でした。