晴れときどき御朱印      from yumimi*

『かわいい京都 御朱印ブック』『京都の隠れた御朱印ブック』著者、御朱印オトメ部主宰の西村由美子(yumimi*)のブログ。京都のほか近畿地方を中心に巡った寺社の歴史や御朱印の情報を不定期にお届けします♪

夏こそ行きたい! 奈良・氷室神社

 

暑過ぎて御朱印めぐりには向かない季節ですが…

そんな時こそ行きたい涼しげな神社をご紹介します。

 

 

 

 

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奈良市春日野町に鎮座する奈良氷室神社。

氷室神社は全国にあるようで

京都市内にもあるそうなんですが

奈良の氷室神社が一番有名なようで。

氷室京介ファンも同じ名前の縁で参拝に訪れるとか…

氷室というからには氷を作って献上していた

神社なんだろうな、と予想はつきました。

 

 

 

 

 

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近鉄奈良駅から東大寺方面へ

歩いて15分程度という立地です。

ご祭神は闘鶏稲置大山主命

(ツゲノイナギオオヤマヌシノミコト)

大鷦鷯尊(オオサザキノミコト)=仁徳天皇

額田大仲彦命(ヌカタノオオナカツヒコノミコト)。

あまり聞いたことのないご祭神ばかり…

 

 

 

 

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手水舎の横には現役の井戸が…!

由緒は和銅3年(710)元明天皇の勅命によって

吉城川上流の月日磐に氷神を祀り

冬に結氷させたものを氷室に蓄え

翌年に平城京へ献氷される制度が始まりました。

この氷室があった場所に創建されたそうなのですが

場所ははっきりとはわかっていないそうで。

和銅4年(711)献氷の勅祭が行なわれ

それ以降は毎年4月〜9月いっぱいまで

平城京に氷を納めていました。

 

 

 

 

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表門があり、その奥に拝殿本殿があります。

平安京に遷都後は氷の献上もなくなり

貞観2 年(860)になって現在地に移り

左右二神を合祀して三柱となりました。

社殿が建立されたのは建保5年(1217)。

春日大社の別宮に属していましたが

明治以降は氏子と冷凍氷業界の奉賛によって

維持されているそうです。

 

 

 

 

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拝殿の奥に舞殿がありここから拝します。

100円を投入すると神楽が聞けるという

珍しいシステムがありました。

聞いてみたい!と思ったけれど

どれくらい時間かかるんだろう?

暑いので早く涼しいところへ行きたい…

という気分になり諦めました^^;

 

 

 

 

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そんな時に目に入ったのがコレ!

大きな氷におみくじを貼付けると

文字が浮かび上がるという氷みくじ。

水に浮かすやつの氷バージョンですね。

近づくとなんとなく涼しいような…?

毎月1日の夜には氷献灯がおこなわれます。

8月は15日にもおこなわれるそうですので

涼しい夜に幻想的な氷の灯りを楽しむのもいいですね。

時間は日没〜21時頃までだそうですよ。

 

 

 

 

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御朱印もちょっと珍しいと聞いていて

それも目当てのひとつでした。

ちょっとお高めですが一見の価値はあるかと。

書かれた御朱印の上でカチカチっ!と

火花を散らしてお祓いしていただきました。

 

 

 

 

御朱印まとめ

拝受場所/授与所

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★「氷室大神」600円

 

 

 

以上、奈良氷室神社でした。