伊藤若冲ドクロ御朱印と御朱印帳 京都・宝蔵寺
浄土宗西山深草派の無量山宝蔵寺。
伊藤若冲の親族のお墓があるお寺として有名ですが
最近は御朱印界隈でも有名になりました。
門は閉まっているように見えますが
横にある勝手口のようなところから入ります。
本堂の拝観は予約制ですが
御朱印の拝受やお墓参りは午前9時〜午後4時まで可能です。
創立は弘法大師と伝えられ
文永6年(1269)千本釈迦堂の第二世である
如輪によって西壬生に開かれます。
元治元年(1864)禁門の変によって全焼し
現在の本堂は昭和7年(1932)に再建されたもの。
ご本尊の阿弥陀如来には元禄13年(1700)と刻まれているそうです。
本堂前に伊藤若冲親族のお墓があります。
伊藤若冲は正徳6年(1716)錦小路にあった
青物問屋の長男として生まれます。
元文3年(1738)に跡を継いで四代目となりますが
宝暦5年(1755)弟に家督を譲り画業に専念します。
宝蔵寺は伊藤家の菩提寺で
若冲は寛延4年(1752)父母の墓石を
明和2年(1765)末弟・宗寂の墓石を建立しています。
石柱に描かれたドクロは宝蔵寺の寺宝である
拓版画「髑髏図」に描かれているもの。
今年の2月に完成したばかりです。
今年は若冲生誕300年ということで
市をあげて盛り上がっていますが
10月28日〜11月7日に開催される
第52回京都非公開文化財特別公開にて
「髑髏図」のほか「竹に雄鶏図」などが公開されます。
しゃがんで撮っていてふと横を見たら
小さな帝釈天さまが…!
しゃがまないと見えない大きさです。
鎮守社は八臂弁財天。
雨が酷くて近寄れなかった…。
御朱印は庫裡にていただけます。
ご住職がおられる時は墨書きもあります。
書き置きの「阿弥陀如来」は青い紙でした。
墨書きと書き置き、両方いただいてもOK。
ワタクシはまた来た時のために書き置きはいただかず
墨書きとドクロ3種類にしました。
ドクロスタンプはすべて別紙タイプになります。
若冲の御朱印帳が7月1日より頒布開始
ついに、若冲の作品が描かれた
オリジナルの御朱印帳ができたそうです。
最初のページは金文字のドクロスタンプ!
7月よりスタンプの色もブルーに変わるそうですよ。
御朱印まとめ
拝受場所/庫裡
★本尊「阿弥陀如来」
★今年限定ドクロスタンプ・赤(別紙)
★5月6月限定ドクロスタンプ・フレッシュグリーン(別紙)
★5月6月限定ドクロスタンプ・セージ(別紙)
以上、宝蔵寺でした。