3日間限定、八重咲きの五色椿 京都・妙心寺惠照院
“春の京都 禅寺一斉拝観”の中で
一番行きにくい?と言われている
妙心寺の塔頭、慧照院(えしょういん)。
場所がわからず右往左往…
北門にある地図を見ても書いてない!
結局、聞いてみると山内ではなく
花園会館の向かいにあると判明。
山門には看板もなく…
行きたいなら自力で来い(誘導しません)
と言われているかのようです(^^;)
元和9年(1623)福井城主・松平忠昌の正室
花姫の菩提所として創建。
当初は花姫の法号にちなんで黄梅院といい
北門の付近にあったそうです。
花姫にちなんでいるのか?
方丈までのプロムナードは花盛り。
歴史に戻り、衰退したのち
宝永年間(1704〜11)に
大春和尚が現在地に移転して
慧照院と改称して再興しました。
方丈の前庭には、樹齢120年という
八重咲きの五色椿があります。
椿は花ごと落ちるのが普通ですが
この椿は花びらがひとひらずつ落ちる
散り椿という品種。
今年は早かったようで
「だいぶ散ってしまった」とご住職。
ツボミがありますけど…と聞くと
「これは咲かずに落ちるね」と。
18歳で逝去したという
花姫を思わせるかのような
短い命なのですね。
縁側にもお花が!
お茶とお菓子をいただいてしばし休憩。
4月20〜22日というたった3日間限定の拝観。
「ネットでは慧照院さんは人嫌いだと
ウワサされてますけどね…笑」とご住職。
もう開けないんですか?と聞くと
「3日で充分です!」…と。
せめて土日くらい開けたら…
と思いますけれども…(^^;
最終日の閉門間近だったので
あなたが最後だよ、といわれたけれど
まだ拝観の方が見えられてました。
次は…あるのでしょうかね?
予約をすれば拝観できるみたいですが。
御朱印は目の前で
直筆していただきました。
お花ばかり見ていたので
観音さまの印象がないですが
ネットの噂とは違って?
お話好きそうなご住職でしたよ。
ただ、次の拝観はあるか…
わかりませんので行きたい方は問い合わせを。
このほか、禅寺一斉拝観の時期(平成28年4月12日〜5月22日)に
拝観できる妙心寺の塔頭と御朱印です。
*御朱印の情報はいただいた時のものです。
★山門
*妙心寺衡梅院は現在は公開されていません。
★退蔵院
*大心院はこの時いただいていませんが
常時公開されていて、御朱印もいただけるようです。
★大法院(春)
★桂春院
★大雄院
どこに行ったのか、どこに行ってないのか
だんだんわからなくなってきたのでまとめを。
いつか、まとめページ造りたいのですが…><
見やすく改良していきたいと思います。
以上、妙心寺惠照院でした。
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