晴れときどき御朱印      from yumimi*

『かわいい京都 御朱印ブック』『京都の隠れた御朱印ブック』著者、御朱印オトメ部主宰の西村由美子(yumimi*)のブログ。京都のほか近畿地方を中心に巡った寺社の歴史や御朱印の情報を不定期にお届けします♪

安国寺恵瓊が再建した客殿と苔庭 京都・退耕庵

京都市観光協会主催の

「春の京都 禅寺一斉拝観」が
12日から始まりました。
臨済禅師1150年、白隠禅師250年の
遠忌記念のイベントで
臨済宗黄檗宗の65寺院が参加しています。
その中からピックアップした3ヶ寺へ…
 
 
 
f:id:yumimi-kyoto:20160413133206j:image
まずは東福寺の塔頭、退耕庵へ。
4、5年前くらいには11月に公開されていたと
記憶していますが、最近は閉められてて…( ;  ; )
予約制になったみたいですね。
なかなか行けなかったので、行ってみたかった場所のひとつです。
 
 
 
 
f:id:yumimi-kyoto:20160413133605j:image
貞和2年(1346)東福寺の第43世・性海霊見(しょうかいれいけん)によって創建。
応仁の乱で荒廃したあと、慶長4年(1599)に安国寺恵瓊によって再建されました。
現在は客殿として使われており、現在の仏間は昭和5年(1930)の建立だそうです。
 
 
 
 
安国寺恵瓊といえば、毛利家のフィクサー
軍師官兵衛』を見ながら、自分が大河ドラマで役をやるなら、安国寺恵瓊がいい!
…とまで言ってたくらい安国寺恵瓊、気になるんですσ(^_^;)
しぶといんですよね〜、最期は壮絶なんですがドラマチックでもある!
大河の主役にはならなそうですが、サイドストーリーとしてならいいかも!?
 
 
 
 
そんな安国寺恵瓊が再建した客殿には茶室「作夢軒」があり、
ここで石田三成や宇喜多、小早川らと徳川討伐の謀議が行われたとか!
天井には隠れるところがあったり、武士を控えさせる伏侍の間も…(゚o゚;;
写真は撮れませんでしたが、歴史的な場所しっかりと目に焼き付けました。
南庭は苔庭、中庭に大きな池があって見ごたえありますが、座ってゆっくりは出来ません。
人が多かったわけではないのですが、そういう雰囲気でした。
 
 
 
 
f:id:yumimi-kyoto:20160415143615j:image
客殿の外に出て、門の手前にある玉章(たまずさ)地蔵尊へ。
小野小町作といわれる高さ約3mの土でできたお地蔵さんが!
東山区渋谷越にあった小町寺から明治7年(1874)に移されたものだそう。
 
 
 
 
f:id:yumimi-kyoto:20160415145739j:image
お堂の前には小野小町百歳井戸が。
仏間で小野小町百歳の像をみることができます。
お地蔵さんの名前の玉章(たまずさ)とは手紙という意味の昔の言葉。
このお地蔵さんのお腹あたりに小町宛のラブレターが入っているとか!
邪念を払うためにここに納めたのそうで、
悪縁を絶って良縁を結ぶというご利益もあるとか!?
よく聞くようなご利益が…(^_^;)
小野小町作っていうだけで驚きなのに、この大きさ、
こんなところに!?という驚きだらけのお地蔵さんでした。
 
 
 
 

f:id:yumimi-kyoto:20160415150142j:plain

御朱印は受付には置いてなく

隣の玄関のピンポンを押して帳面を出してください、と言われました。

ちょっと面倒ですね、拝観中に書いておいてくれたらいいのに。

そんなに混んでたわけではないですが次々と人が…!

そのうち対応できなくなって受付に書き置きが置かれるかも…

そんな気もしないでもない感じでした。

「玉章地蔵尊」の右上に押してあのは「洛陽第四十二番」。

洛陽四十八ヶ所地蔵廻りという巡礼の札所だそうです

正式には復興していない巡礼だそうですが

巡礼復興ブーム?なので、いずれ復興するかもしれませんね。

以上、退耕庵でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20160408170852j:plain

「かわいい京都 御朱印ブック」

 

f:id:yumimi-kyoto:20160408171632j:plain

「京都の隠れた御朱印ブック」発売中!

 

その他、御朱印特集や京都特集で執筆しています

お仕事のご依頼はコチラまで! 

yumiko-nishimura@hotmail.com