晴れときどき御朱印      from yumimi*

『かわいい京都 御朱印ブック』『京都の隠れた御朱印ブック』『かわいい奈良御朱印ブック』著者、御朱印オトメ部主宰の西村由美子(yumimi*)のブログ。京都のほか近畿地方を中心に巡った寺社の歴史や御朱印の情報を不定期にお届けします♪

琳派の原点・本阿弥光悦の住居跡 光悦寺





今年は琳派400年ということで

各所で盛り上がっていますね。

今年やっぱり行きたいなーと

本阿弥光悦が開いた芸術村が

あった鷹峯に行ってきました。

ところで、琳派ってナニ…!?

桃山時代後期から近代まで活躍した

造形芸術上の流派や美術家、

その作品などを指す名称のこと。


尾形光琳・乾山兄弟が発展させ

酒井抱一、鈴木其一が

江戸に定着させました。

作品の特徴としては

背景に金箔を用いたり

大胆な構図や型紙のパターンの繰り返し

たらしこみの技法などがあるそう。









四条大宮からバスで向かい

約30分で源光庵前バス停に到着。

予想よりも近かった(;^_^A

本阿弥光悦の旧居跡の寺院です。









参道が美しかった( ̄▽+ ̄*)

午前中は逆光になるので

後ろを振り返って撮りました。

紅葉は少し残っていましたが

見頃は過ぎていたようです。










受付を過ぎてすぐ横に本堂。

光悦寺は日蓮宗のお寺です。


帰依していたのだそう。

徳川家康より鷹峯の地を

拝領したのは元和元年(1615)。

ちょうど400年前です。









元禄5年(1692)創造の鐘楼は

拝観受付の向かいにあります。


鷹峯は光悦が入村する前は

辻斬りや盗賊が出没する

治安の悪いところだったそう。

光悦が芸術村を開いてから

美術家や工芸職人が移り住み

芸術村となりました。

ここが“琳派の原点”なんですね!










まずは光悦のお墓参りに。

ここがお寺になったのは

光悦の没後です。









境内には7つの茶室があります。

こちらは大虚庵。

前にある竹の垣根は

光悦垣といって徐々に高さが変わる

独特のものだそう。

この垣根のことかなあ?









一番景色がいいところに

本阿弥庵がありました。

光悦が住んでいたところ?











ここからは鷹峯三山が望めます。

写真では鷹ヶ峰と鷲ヶ峰の

二山しか写ってないけど(^▽^;)










休憩所?みたいなところがあり

ここからも山を望めます。

お寺というより庭みたいな感じで

建物が点在しているのですが

境内の案内図がないので

ここどこ?ってな感じになります。

案内図作ってほしい。。。











最後に参道で撮った

美しい紅葉を。

敷き紅葉も美しいですね。










御朱印いただきました!










拝観受付を過ぎたあとに

御朱印の窓口がありましたので

朱印帳を預けました。

日蓮宗ってことをうっかり忘れて

通常の御朱印帳しか

持ってなかったのですが

お題目を書いていただけました。

日蓮宗のみじゃないと

お題目を書いてもらえないというのは

関東だけの話なのかなあ?

ここは観光寺院だから

いただけたのでしょうか??

そういえば奉拝がないですね!








さて次は光悦とは関係ないですが

JRのポスターで紅葉の寺として

有名になった源光庵へ。

続きます♪