大聖歓喜天がご本尊の“山科の聖天さん”こと双林院
毘沙門堂門跡に向かう参道に
山科聖天の看板がたくさんあり
気になったので行ってみることに。
場所は毘沙門堂の奥になりますが
ここまで車で来ることもできます。
車で来た場合はここが入口。
ワタクシは毘沙門堂の駐車場を抜けて
山道(?)を歩いて行きました。
山道といっても階段はあるし
手すりもありますが足元注意。
1分ほど歩いて山門に到着。
鳥居に山門…。
どこでもそうだと思いますが
奥の方まで行くと
毘沙門堂門跡の塔頭で
毘沙門堂門跡が再建された年
寛文5年(1665)に建立。
当初、本尊には湖東三山の西明寺より
迎えた阿弥陀如来でしたが
明治元年(1686)に聖天堂を建立し
大聖歓喜天を賜って本尊になりました。
ご本尊は大聖歓喜天ですが
入って正面にあるのは不動堂。
明治16年(1902)比叡山の千日回峰の
修行者であった二十四代の住職が
比叡山の無動寺より勧請された
不動明王を祀っています。
不動堂の裏にはお滝不動がありました。
でもこの角度からだと見えない…(>_<)
この瀧の音が境内に響いていて
とても清々しかったです。
山門を入って右側にあるのが
大聖歓喜天を祀る聖天堂。
大聖歓喜天って見てみたいなー
と思うのですが修行僧しか見られない
どういう仏像かというと
男天と女天が抱擁し合い
頭部は象なんですって(@_@)
ちなみに天は仏教を守る神様。
だから鳥居があるんですね。
明治元年に聖天堂が造られた
ということで廃仏毀釈を防ぐため
だったのかなー?とか考えていたら
聖天堂の周りが奇麗すぎることに
気づきました!(´Д`;)
紺碧の空をバックにグラデーションの紅葉。
そして誰もいない境内…。
毘沙門堂までは来ても
ここまで来る人は少ないみたいですね。
御朱印いただきました!
山門を抜けたところに
無人の授与所みたいなところがあり
書き置きの御朱印がありましたが
御朱印の方は寺務所へ
と書いてあったので
不動堂の左奥にある寺務所で
直筆していただきました。
小さなお寺ですが
静かでのんびりしている
感じが良かったです(^_^)v