晴れときどき御朱印      from yumimi*

『かわいい京都 御朱印ブック』『京都の隠れた御朱印ブック』著者、御朱印オトメ部主宰の西村由美子(yumimi*)のブログ。京都のほか近畿地方を中心に巡った寺社の歴史や御朱印の情報を不定期にお届けします♪

「南都 真言律宗 ぼさつの寺めぐり」その2 白毫寺






般若寺から南へ4kmほど下がり

ちょっと迷いながら到着。

住宅街の中に現れる階段を

登ったところにある白毫寺。

駐車場は下にありました。

駐輪場は見当たらなかったので

この階段の横に置かせてもらって。










春日山の南に連なる

高円山の西麓に位置します。

天智天皇の第七皇子・志貴皇子

離宮があった場所とされ

皇子の没後に天智天皇の発願によって

寺にしたと伝わります。

他にも空海の剃髪の師であった

勤操が建てたという岩渕寺の一院だとか

諸説あってわからないそうです。










やっと山門が見えてきました。

まだまだ階段は続く…。

鎌倉時代に叡尊が再興。

弟子の道照が宋から持ち帰った

大宋一切経の摺り本を使って

一切経の転読をおこなったことで

一切経の寺として繁栄しました。










参道は植物がわさっとはみだして

あまり整備されてない感じ?

って思っちゃったけど…(^^ゞ

実はここ、萩の名所なので

9月になると可憐な花を

咲かせるそうです。

花のない季節は…荒れてる?

ようにも見えたりして。

でも決して整備不良って

ことはないようです(;^_^A










受付で拝観料500円を払い

朱印帳を預けて本堂へ。

明応6年(1497)の戦乱で焼け

江戸時代の寛永年間に再建されたもの

だそうですが年代はわからず。

ふるーい感じとあまり修繕してない?

そんな廃れた感じもなんかイイ!










だーれもいない本堂は薄暗く

ゾクゾクしますが…(((( ;°Д°))))

何かいる?感じではなく。

この雰囲気にそう思うだけで。

ご本尊の重文・阿弥陀如来

宝蔵に移されているので

今あるのは新しいものかな?


素晴らしい倭座りされています。

三千院の脇侍も前のめりな大和座りですが

それを超える角度の前のめり(°д°;)!

来迎の臨場感がある、とのことですが

本当にそんな感じ。

今すぐに連れて行ってくれそう!(´Д`;)










室町時代の多宝塔があった

とされる場所から

石仏の道を歩きます。

この多宝塔は宝塚市の個人所有の山荘に

買い取られたものの

13年前に火事で焼けたそうです。

室町時代建立なのに…もったいない。










逆方向から歩いてたみたい。

石仏がたくさん並んでいました。









昭和55年(1980)建造の宝蔵。

ご本尊の阿弥陀如来のほか

閻魔王と司命、司録や

太山王の閻魔一族など

重文の八体がおさめられています。

閻魔一族があるのはナゼ?

と思ったら、

昔は閻魔堂があったのだそう。










宝蔵と本堂の間に

建つのは御影堂。

新しいので最近建てたのかな?

御影堂の前にある木には…










桜がチラホラ咲いてる…!

子福桜という寒桜で

10月下旬〜12月初旬と

3月中旬〜下旬に咲くそうです。

まだ開花したばかりといったところ。










白毫寺の一番の見所といえば

この眺めでしょう!

西〜南方向が見渡せます。

この日は山並みも

キレイに見えました。









静かなうえにいつのまにか

人がいなくなってるし(@_@)

広い境内を独り占めだった!

ちょっとマイナーな場所ですが

まさに“隠れた名刹”な感じで

かなり長居してしまいました(;^_^A










御朱印いただきました!








まずは預けた御朱印帳

ご本尊の御朱印を。

寺名の白毫とは仏の眉間にある

光明を放つといわれる

白く細い渦巻き状の毛のこと。










もうひとつ、いただきました!










「ぼさつの寺めぐり」の御朱印は

「閻魔王」でした。

険しい表情が見事に再現されていますが

実物のほうが怖かったかな。

イラストはちょっぴり柔らかいです。







さて、次のぼさつの寺めぐりに行く前に

行きたいお寺があったので

ちょっと寄り道しまーす。

続きます♪