晴れときどき御朱印      from yumimi*

『かわいい京都 御朱印ブック』『京都の隠れた御朱印ブック』『かわいい奈良御朱印ブック』著者、御朱印オトメ部主宰の西村由美子(yumimi*)のブログ。京都のほか近畿地方を中心に巡った寺社の歴史や御朱印の情報を不定期にお届けします♪

四天王寺の御朱印 一気に12種類!(前編)




ここからしばらくは

京都を離れまして

近郊他府県の御朱印巡り

レポートになります(^-^)/









仕事に行ったついでの大阪。

四天王寺に来ました!

歴史と前回の記事はコチラ

お寺なのに鳥居からの

出入りが一番人気なんだそう。

西方浄土の信仰から

ここから出入りする人が

多いのだそうです。

前回は知らずにへんなところ?

から出入りしていましたが

今回は一番人気?の

鳥居から入りました。









この鳥居は永仁2年(1294)

石造りに改められましたが

それまでは木造だったそう。

ブロンズの扁額には

釈迦如来
転法輪処
当極楽土
東門中心

と書かれています。

変わった鳥居ですね。









入って左側にある見真堂。

この奥に納経所があります。

さて、まずは参拝して

それから御朱印を…

というのが通常ですが

今回はここでまず納経所へ!

四天王寺は17種類も

御朱印があるのですが

今回はいただけるだけいただこう!

と決めてやってきたからです。

たくさんお願いする時は

最初に納経所へ行って

書いてもらっている間に

参拝するのが効率いいですよ!









一覧の右から順に11種類と

看板には載っていない

全体を表すもの一枚プラスで

合計12種類いただきました!

なんで中途半端な数かというと

そこで帳面が終わってしまったから。

まさかの…(;^_^A

裏はどうしても使いたくないの!

いただいた御朱印を持って

御朱印に関連する伽藍などを

写真撮影しながら参拝しました。

この看板の右から順に紹介します!










一枚目。

新西国三十三観音霊場第一番。









「大悲殿」とは観音さまの

いらっしゃるお堂のこと。

四天王寺ではご本尊の

救世観音菩薩が祀られている

金堂のことですね。








五重塔の右側に

写っているのが金堂です。

有料の中心伽藍内にあります。









二枚目。

近畿三十六不動尊霊場第一番。










亀井堂の南にあるお不動さんは

苔むした石仏で、ぴょこっと

お顔を出されていて

なんだか可愛らしいo(^-^)o











こちらがお不動さんを祀るお堂です。

水をかけてお参りしていました。










三枚目。

河内飛鳥古寺霊場第一番。










飛鳥といっても奈良ではなく

大阪の飛鳥、だそうです。

古寺霊場なのでお寺全体に

かかるのかと思って

仁王門前から撮影してみました。










四枚目。

聖徳太子御遺跡めぐり第一番。










聖徳太子といえば、四天王寺

中央に押されている印は

鳥居に掛かっていた扁額です!









関連伽藍は、聖徳太子

お祀りしている太子殿です。

こちらは前殿で太子十六歳と二歳の像が

後ろの奥殿では四十九歳の像(秘仏

が祀られているそうです。









太子殿の西側を歩いていたら

猫の門という石碑が!








寝てる〜♡









さて、五枚目は

神仏百五十霊場大阪二番

のはずなんですが…










どうしてもどこにも

当てはまらない御朱印。

右上は「大日本佛法最初」と

全体を表す時に押す印なのに

中心は「布袋尊』??

12種類もお願いしたために

間違えられたようです。

レアな一枚!










六枚目。

おおさか十三佛霊場第四番。










お祀りされている萬燈院のご本尊は

十一面観音ですが

不動明王普賢菩薩などがあり

その中では普賢菩薩

札所になっているようです。










萬燈院の創建は聖武天皇の時代。

昭和20年(1945)の空襲で焼け

境内にあった椎寺薬師堂を

移築したもの。

椎寺薬師堂は文化9年(1812)に

再建されたものだそうです。

写真では新しく見えますね。

閉まっているように見えますが

ガラガラ開けて中に入れます。

何か書いている人がいたので

納経所かと思いましたが

お札?を書いていたみたいです。

昔はここで御朱印されてたのかな?





後半編へ続きます♪