手づくり市以外の日は静か! 百万遍知恩寺
百万遍知恩寺といえば
毎月15日の手づくり市!
何度か行きましたが
ごった返した境内しか
見た事なかったワタクシ(;^_^A
普通の日に参拝したいな〜
と思って来てみました。
浄土宗を開いた法然上人は
今から800数十年前、
神宮寺に居住していました。
建暦2年(1212)法然上人が入滅され
弟子の源智上人が跡を継ぎます。
師の恩恵を偲び報いるためには
恩を知らなければならない、と
「知恩寺」と名付けました。
元弘元年(1331)疫病が蔓延した時
七日七夜百万遍の念仏を
唱えたところ疫病がおさまり
「百万遍」の号が下賜されました。
弘和2年(1382)一条小川に移転。
文禄元年(1592)秀吉の都市計画
寛文2年(1662)現在地に。
門を入ると広い参道!
奥に見えるのは
寛文7年(1667)建立の御影堂。
この広い場所が
手づくり市の日には
店舗とお客さんで
埋め尽くされるのです。
狭いように感じていたけど
実際はこんなに広かったのですね。
まずは御影堂へ上がって参拝。
手づくり市の日は
この広いお堂の中で
飲み食いしている人たちが…(・・;)
飲食OKなんて懐深いなあ
って思ったのを思い出す(^^ゞ
境内図がなかったので
なんというお堂か
わからなかったのですが
阿弥陀如来を祀る
お堂のようです。
外から覗き見て拝めます。
お堂の左側に南無阿弥陀仏と
独特の筆跡で書かれた石碑が。
書かれた文字をおこしたもの。
元弘元年(1331)念仏で疫病を
封じ込めた功績として
大利剣名号軸と540の念珠が
天皇より下賜されたそうです。
弘法大師さんの字だったんですね!
御朱印いただきました!
御影堂内の納経所にて。
参拝している間に
書いてくださいました。
圓光大師第二十二番の御朱印。
弘法大師に負けじと(?)
独特の字体で書かれた
「圓光大師」の文字。
左下の「加茂禅房」という印は
百万遍知恩寺の前身の寺名です。
毎年10月末〜11月に
古本市も開催されるそうです。
次はその時に行ってみたいな〜。