晴れときどき御朱印      from yumimi*

『かわいい京都 御朱印ブック』『京都の隠れた御朱印ブック』『かわいい奈良御朱印ブック』著者、御朱印オトメ部主宰の西村由美子(yumimi*)のブログ。京都のほか近畿地方を中心に巡った寺社の歴史や御朱印の情報を不定期にお届けします♪

明治神宮のモデルとなった本殿がある向日神社




4月の御朱印巡りのレポ!

用事のついでではありますが

京都市の南西にある


初の御朱印巡りしてきた一日を

3回に分けてお送りします。









目的地に向かう途中

そろそろ休憩を挟みたいな

と思ったら神社が!

予定にはありませんでしたが

神社があればお参りしよう!

と、参道へ。










ながーい参道は

木漏れ日が降り注ぐ

心地よい場所でした。


向神社と称され

同じ向日山に祀られていた

火雷神社(ほのいかづちじんじゃ)

を併せ祀って

向日神社となりました。










こちらは舞楽殿です。

創建については

大歳神の御子神・御歳神が

向日山に鎮座したことから

向日神として祀ることになった、と。


橿原から山城に遷られた時

ここに社殿を建てて

火雷大神を祀られたことが始まり。

養老2年(718)火雷大神の

御妃神・
玉依姫命

神武天皇

祭神に加えられました。










拝殿と一体化した本殿は

応永2年(1418)の建築。

明治神宮の本殿は

向日神社の本殿をモデルに

1.5倍にして造られたそうです。

へー、全然知らなかった!










賽銭箱には葵の紋が!

徳川家がお金出したとか

関わりがあるのかな?

と駒札を読んでみても

そのようなことは書いておらず。









重要文化財である本殿を

お守りしておりますぞ!

という顔の狛犬さん。










本殿の裏には森が

広がっていました。

神聖さと清浄さが漲る

明るく心地よい場所でした。

寄って良かったーー!

やっぱり呼ばれたのかな?










戦前までは土俵があったとか。

最近になって元の神苑

戻したのだそうです。











咲いている良い季節でした。










御朱印いただきました!










右上に葵の御紋が!

気になっていた質問をしてみました。

この神社の前を徳川幕府の方が

通りかかり、立派な神社だから

葵の御紋を使うことを

許された、という話があるとか。

神職の方ではなく

事務の人が教えてくれたので

はっきりとはわからないそうです。

徳川幕府がお金を出して

再建した、とかではないのね。

でも宝物に徳川歴代将軍の御朱印状

というのがあったので

幕府とはなんらかの関係が

あったのでしょうねえ〜。






由緒ある神社と

パワー漲る森に立ち寄れて

とても清々しい気分になりました。








さて、次は

牡丹で有名なお寺へ。

歴史的にも気になる

スポットだったので

行ってみよう!と。

続きます♪