晴れときどき御朱印      from yumimi*

『かわいい京都 御朱印ブック』『京都の隠れた御朱印ブック』著者、御朱印オトメ部主宰の西村由美子(yumimi*)のブログ。京都のほか近畿地方を中心に巡った寺社の歴史や御朱印の情報を不定期にお届けします♪

宇治の穴場的古刹・第二弾 橋寺法生院




3月の宇治御朱印巡り♪

穴場的寺院が続きます。







宇治橋のたもと近くにある

橋寺法生院というお寺。

門が閉まってる…o(;△;)o

と、一度は諦めかけますが

調べると拝観できるようで。

階段を降りてきた方がおられて

左にある隙間?から入りました。











階段を登ってみると…

素敵な境内が広がっていました!

景色がいいわけではありませんが

高台にあるからか

通る風が気持ちよく

お花の季節でもあったので

のんびり散策するのに

ピッタリな場所でした。








橋寺法生院の正式名称は

雨宝山常光寺。

推古天皇12年(604)

聖徳太子の発願により

秦河勝が建立しました。

聖徳太子の念持仏を祀り

常光寺地蔵院という名に。












境内の隅にあるこの建物?

宇治橋断碑という

宇治橋架橋の由来を示す

石碑の一部だそうです。

なぜここにあるのか?というと

宇治橋を管理していたから、だそうで。

宇治橋は大化2年(646)

道登という僧が架橋したと

石碑には書かれています。

架橋工事の安全を祈って

堂塔を建立した、という。

だからここが管理していたんですね。

日本の書の源流ともいわれる

書体で書かれた石碑は

有料で見る事ができます。









道登が建立した堂宇は

天災等により一時は荒廃。

弘安4年(1281)叡尊により

堂宇の修復がされ

地蔵菩薩を大きな像を造って

胎内に元の地蔵菩薩を納め

現在の本尊を造りました。

さらに何度も流失する

宇治橋新たに架橋したり

川で亡くなった人などを慰める

盛大な放生会を開きました。









十二支守本尊も並んでいました。

自分の干支の像の前でお参りを。










ケイオウ桜という桜が

咲き始めていました。










大きな椿の木も満開。

こちらもお花がきれいに

咲いているのに割と穴場で

ゆっくりできました。








御朱印いただきました!










本堂の横にあるチャイムを

鳴らしてお願いしました。

お地蔵さまの印が右上に!

それだけお地蔵さんの印象が

深いお寺ということですが

本堂に上がることはできません。

外から覗いてみても

ご本尊はよく見えず…
*1

それなのに御朱印を待っている間

本堂横の大きな引き戸は

開けっ放し!

うっかり?中を拝見。。。

ちなみに、本堂は

平成25年(2013)秋の

非公開文化財特別公開にて

初めて公開されたそうです。

それまで公開された

ことがなかった、とか。

そんな希少価値の高い

場所だったとは…(ノ゚ο゚)ノ

これも御朱印によるご縁

だったのかもしれませんね!





*1:>д<