晴れときどき御朱印      from yumimi*

『かわいい京都 御朱印ブック』『京都の隠れた御朱印ブック』『かわいい奈良御朱印ブック』著者、御朱印オトメ部主宰の西村由美子(yumimi*)のブログ。京都のほか近畿地方を中心に巡った寺社の歴史や御朱印の情報を不定期にお届けします♪

金戒光明寺の新しい御朱印はアフロ大仏!




4月29日〜5月10日まで

開催されていた

京都古文化保存協会主催の

平成27年度 春期京都非公開文化財特別公開」。
(な、長い…。(´д`lll)

そこで公開されていた

金戒光明寺の山門を目当てに

行ってきました!







木々に囲まれた山門。

2年前に修復が終わり

特別公開されていましたが

ワタクシはまだ行ってなくて。

この山門は面白いことに

表からは新緑眩しいのですが

裏へ廻ると…









紅葉!?

5月なのに〜!!

驚きつつ、内部へ入ります。









過去いただいた御朱印



あれ、文殊菩薩御朱印

いただいていると思ってたのに

整理していたらなかった…(>_<)










山門上では撮影禁止。

登った感想としては

天井の龍がとても近くに


感じられました。

記憶に新しいところでは

妙心寺の山門に登りましたが

もっと遠くに龍があった印象。

他の山門より天井が低い??

禅宗でないのに三解脱門があるのは

京都では知恩院とココだけで

珍しいことだそうです。

写真は本堂。

御朱印はこちらでいただきます。









御朱印紹介の前に境内散策♪

こちらは本堂から見て

東側にある阿弥陀堂

阿弥陀如来をお祀りしています。








とても新しい建物に見えましたが

境内の中で一番古い

慶長10年(1605)の再建。

豊臣秀頼公の寄進だそうです。

ご本尊の阿弥陀如来

恵心僧都源信の最終作と

伝えられているものだそう。

開いた扉から見る事ができます。

過去2回来ていますが

こちらを見たのは初めて!

こんなところに素敵な仏像が

あったなんて…見逃していました。








このあたりは駐車場にも

なっているのですが

この時は車も止まってなくて広々。

高台にあるので眺めがいいです。

向こうに見えるのは納骨堂。









イケメン文殊菩薩さまが

以前おられた三重塔へ。

現在は本堂にいらっしゃいますが

けっこう遠くからしか拝めません。

特別拝観の時は近くまで行けました。









お墓なんですけれども

ここからの眺めは本当にイイ!

ゆっくりはできないけれど…(^▽^;)









帰り道でやっと発見!

今回のふたつ目の目的

アフロ大仏さまを見ること!

最初に行った時は知らなくて

次は取材だったので

写真はカメラマンさんに任せて

本堂で取材していて見に行けず。

今回こそは…!

と思っていたのに

どこにいらっしゃるのか?

わからずにウロウロ…。

江の供養塔は看板が出ているのに

アフロ大仏さまは看板ないし…。

よく見たらお地蔵さんの

影に隠れて頭の大きな仏さまが…!









あまり近寄れなかったので

これが精一杯でした(;´▽`A``

考えに考えていたら

頭がでっかくなってしまった!

という姿を表したもので

江戸中期頃に石に彫刻された

珍しいものだそうです。

最近では髪を増やしたい

と願う人も訪れるとか…(((( ;°Д°))))

ご利益あるといいですね。。。









御朱印いただきました!









『京都の隠れた御朱印ブック』

P85に「吉備観音」を掲載。

今回は「南無阿弥陀佛」と書かれた


いただくつもりで行ったら

アフロ大仏さまの御朱印

新しくできていました( ̄0 ̄;ノ

はい、今回は「五劫思惟」に変更!

アフロ大仏さまの印が目立つ!





五劫思惟(ごこうしゆい)とは

阿弥陀如来が民衆を救うために

考えた四十八願の誓いを

考えている時の時間のこと。

五劫とは、時の長さのことで

一劫が“天女が三年に一度舞い降りて

大岩を撫で、その岩がなくなるまでの間”

だそうで。大岩とは約160kmの大きさ。

五劫はそれの五倍の長さということ。

とてつもなく長いということは

わかりました…。(;°皿°)

そりゃ髪も長くなりますよね(^_^;)









御朱印をいただいたら

こんなシールをいただきました。

山門拝観の際もいただいたので2枚。

その他、アフロ大仏の金平糖!とか

アフロ大仏グッズがたくさん…。

どこに貼ろうかなあ〜?




ちなみに金戒光明寺御朱印

「最初門」「吉備観音」

「中山文殊」「南無阿弥陀佛」

そして「五劫思惟」合計五種類の

サンプルが出ていました。

行くたびにいろいろ増えていて

参拝の楽しみも

たくさんあるお寺です♪