晴れときどき御朱印      from yumimi*

『かわいい京都 御朱印ブック』『京都の隠れた御朱印ブック』著者、御朱印オトメ部主宰の西村由美子(yumimi*)のブログ。京都のほか近畿地方を中心に巡った寺社の歴史や御朱印の情報を不定期にお届けします♪

女性の一生の守り神で人形供養の寺 粟嶋堂宗徳寺




取材日記も大詰め。

女性のための守り神という

情報を得て粟嶋堂宗徳寺へ。







京都駅からも徒歩10分くらい

アクセスがいいのに

知りませんでした!

粟嶋堂は西山浄土宗に属する

宗徳寺の境内にあるお堂のこと。

宗徳寺は応永年間(1394〜1427)

に行阿上人が建立。

宝徳年間(1449〜1452)に

南慶和尚が紀伊の国・淡島にて

虚空蔵菩薩像を感得して

上洛の途中、この地で重くなり

鎮守として粟島明神を

お祀りすることになりました。









粟嶋大明神は医薬の祖神でもある

少彦名命
化身といわれ

本地仏(仏様に置き換えること)

では虚空蔵菩薩だそうです。









女性の守り神といわれる由縁は

諸病平穏のなかでも

特に婦人病平穏、安産や子授け、

良縁結びなどにご利益があるため。

お寺なのに神様?

先にできたのはお寺ですが

どちらかというと神社なイメージ。

鳥居はありませんけどね(;^_^A

宗徳寺としての本尊は


明治の神仏分離で粟嶋堂になり

現在は粟嶋堂宗徳寺に。

一旦は神社になり

そしてまた神仏習合になった

というわけで神様と仏様が

同じ境内に祀られているのです。










山門を入ると境内は

コンクリートで固められていました。

歩きやすいけれど

街中のお堂だなあって感じます。

中は駐車場にもなってました。










粟嶋堂の神殿です。

神殿にはご祈祷の時しか

上がれません。

御参りは外からです。









鳥居ないって言ってたけど

お堂に挟まれて

ちっちゃいのがあった(^▽^;)

お稲荷さんだって。

どこにでも必ずあるお稲荷さん!

左側のお堂は弘法大師庚申堂。









こちらは与謝蕪村の句碑。

娘の病気平穏を祈願して

訪れた時に詠んだ句だそうです。










京都駅方面から歩いてくると

人形供養と書かれた看板が

目に入ります。

そう、ここでは人形供養

しているということで

境内にはたくさんの人形が

置いてありました。








フランス人形に日本人形

招き猫まで…(^^ゞ

人形ってお役目を終えても

捨てづらいですから

こちらで供養してもらっては。









御朱印いただきました!









『京都の隠れた御朱印ブック』

P78に掲載しています。

この時はご住職不在で

書き置きでした。

やはり「粟嶋大明神」と

祭神名が書かれるのですね!

朱印帳のお寺用に貼るか

神社用に貼るかで

悩んでいたけれども

これはやっぱり神社だな、と!







こういうことがあるので

朱印帳をお寺、神社と

明確に分ける必要はないのです。

ただ、自分の中でわかりやすく

整理したいと言う人は

分けてもいいでしょうね。

(↑最近になっても御朱印帳
お寺と神社で
分けるべきかという
質問が来るので
再度、掲載してみました)