晴れときどき御朱印      from yumimi*

『かわいい京都 御朱印ブック』『京都の隠れた御朱印ブック』著者、御朱印オトメ部主宰の西村由美子(yumimi*)のブログ。京都のほか近畿地方を中心に巡った寺社の歴史や御朱印の情報を不定期にお届けします♪

織田有楽斎ゆかりの茶室と紅葉庭園 正伝永源院






祇園四条駅まで戻って

秋の庭園特別公開をしていた

建仁寺の塔頭、正伝永源院へ。

この入口に辿り着くまで

ぐるぐる回って迷いました。(´д`lll) 










受付を済ませて門をくぐると

織田有楽斎のお墓が!

ここは元は正伝院と永源庵という

ふたつのお寺でしたが

明治の廃仏毀釈の折り

一緒になりました。

鎌倉年間に創建された正伝院は

元和4年(1618)織田有楽斎が再興。

茶室の名席・如庵を建てて

茶道三昧のうちに正伝院にて

75歳の人生を全うしました。

ということで、正伝院は

有楽斎ゆかりの寺院です。









池泉鑑賞式の庭園は

紅葉と松の緑の見事なバランス!

歴史に戻り、もうひとつの寺院

永源庵は、同じく建仁寺の塔頭として

本山の真北の位置にありました。

南北朝時代に創建され

熊本細川家の始祖・細川頼有の

帰依を受けて菩提寺に。

しかし明治の廃仏毀釈によって

廃寺の処分となりましたが

本山の真北にあったために

堂宇は残す事になり

少し離れたところにあった

正伝院がここに移って来たのです。

結果、正伝院は建造物を

売却することになり

茶室の如庵も売却されました。










茶席はなかったのですが

毛氈が敷かれた場所で

座ってのんびりできました。

ところで、なんで本山の真北に

あったから取り壊しを免れたのか?

風水的なことなのかな?

それがよくわかりませんでしたが

永源庵の建物が今の建物ってことですね。

ただし、細川家の菩提寺である

永源庵の名前がなくなってしまう

のを悲しんだ時の細川伯爵が

名を残す事を希望されて合併となり

正伝永源院という名になったそう。










庭の右端には平成8年に

再建された如庵があります。

庭には降りられませんでしたので

中を見る事はできませんでした。

このほか、狩野山楽の襖絵が

公開されていました。










たまーに人の途切れた隙間を

狙って撮ったものなので

静かそうに見えるけれど

ひっきりなしに人が来ていました。

祇園という場所だし

11月下旬だし仕方ないけど…。









御朱印いただきました!









受付にて書き置きをいただきました。

茶室の名前、如庵が中心に!

国宝に指定されている

元の正伝院の如庵は

一旦、東京に移築されたあと

名古屋鉄道が購入して

現在は愛知県犬山市

有楽苑にあります。






正伝永源院は

春にも桜やツツジの頃に

特別拝観していましたので

春と秋は定期的に

拝観できるみたいですね。