晴れときどき御朱印      from yumimi*

『かわいい京都 御朱印ブック』『京都の隠れた御朱印ブック』『かわいい奈良御朱印ブック』著者、御朱印オトメ部主宰の西村由美子(yumimi*)のブログ。京都のほか近畿地方を中心に巡った寺社の歴史や御朱印の情報を不定期にお届けします♪

陽光眩しい季節にも行きたい 竹の寺 地蔵院




最近、とてもいいお天気が

続いている京都です。

春っていうか夏みたい…(;^_^A

そんな季節にもおすすめなのが

竹の寺 地蔵院。





松尾の住宅街を抜けると

突然表れる竹林!

というか、ここまで

住宅街が押し寄せてきた

ということなんでしょうけれど。

でもここだけ別世界のような

緑の空間が迫ってきます。








正式名称は衣笠山地蔵院。

竹林で囲まれているので

通称“竹の寺”。

地蔵院は他にもありますので

“竹の寺 地蔵院”というのが一般的。

『京都の隠れた御朱印ブック』

掲載ページはP58です。









約800年前は歌人・藤原家良の

山荘だったと言う場所に

貞治6年(1367)管領

細川頼之が伽藍を建立。

実質の開山は宗鏡禅師ですが

宗鏡禅師の法兄、夢窓疎石

勧請開山として迎えました。








地蔵堂までの参道は

竹に囲まれています!

ほんのり紅葉の時期もいいですが

陽光が緑を照らす

新緑の今も良さそう!








竹の精霊からのパワーを

いただいたその先には

本堂の地蔵堂があります。

ご本尊の地蔵菩薩のほか

細川頼之、夢窓疎石

宗鏡禅師の木像があります。








地蔵堂の奥に方丈があり

十六羅漢の庭”といわれる

平庭式枯山水庭園があります。

が、撮影禁止だったので地蔵堂の写真を。

数人しかいなくて静かだなーと

ノンビリしていたら団体さんが(;^_^A

JR東海のロケ地にもなっていますが

その割には静かなので
(団体さんがいなければ(^▽^;)

そして御朱印も特徴があるので

書籍への掲載も決めました。









御朱印いただきました!









受付に御朱印帳を預けて

帰りに受け取りました。

調べていたらこの「本来無一物」のほか

「竹寺」や「竹井精舎」などがあって

時期によって変わるのか?

よくわからなかったのですが

なんと13種類もあるんですね!

書く方によって違うということで

一枚一枚がご縁なのですね(^_-)☆