安産祈願の阿弥陀さま 大蓮寺
洛陽第八番の大蓮寺に来ました。
お寺が多い地域に
ひっそりとありました。
こちらが本堂です。
見るところといえばここだけです。
本堂のまわりには蓮がありました。
夏はきれいに咲くのでしょうね。
ここの本尊・阿弥陀如来は
慈覚大師円仁作と言われ
夢の中で「比叡山から下りて
女人の厄難(お産の苦しみ)を救いたい」
と言われたとか。
京都の女性から信仰されていました。
ご本尊の御朱印いただきました!
あんざん、ではなく
あんさん、なのですね。
濁らないほうが楽な気がします。
大蓮寺を開いた深誉上人が
伏見の町でこの阿弥陀さまを見つけ
誰もお守りしていないことに気づいて
慶長5年(1600)大蓮寺を建立して
ご本尊としたのです。
のちに応仁の乱で行方知れずになった
あることがわかりました。
真如堂へ返すことを
幕府より命じられた上人は
念仏を唱え続けていました。
ある夜、旅の僧がやってきて
ともに念仏を唱えた上人。
翌日には僧はいなくなっていましたが
阿弥陀さまは二体になっていたという。
その片方がこの阿弥陀さまだそうです。
なんか信じ難いような話
でもあるけれど(;^_^A
これから出産する人には
教えてあげたいですね。
洛陽の御朱印いただきました!
明治の神仏分離で
祇園社は八坂神社になり
その時に移された
十一面観音が安置されています。
本堂の隙間から覗いて見たけど
あまりよくわからず…。
閉まってて中に入れなかったけど
行事がある時は入れるんでしょうか?
ちなみに御朱印は
本堂右の朱印所でいただきました。
入るのにちょっと勇気がいる
雰囲気でしたが(^▽^;)
サンプルも出ていました。
他に「薬師如来」もありました。
蓮が咲く頃が賑わうのでしょうね。