晴れときどき御朱印      from yumimi*

『かわいい京都 御朱印ブック』『京都の隠れた御朱印ブック』『かわいい奈良御朱印ブック』著者、御朱印オトメ部主宰の西村由美子(yumimi*)のブログ。京都のほか近畿地方を中心に巡った寺社の歴史や御朱印の情報を不定期にお届けします♪

勝運と馬の神社・藤森神社






伏見・ご利益めぐりの最後は

競馬ファンが多く訪れるという

藤森神社(ふじのもりじんじゃ)。

菖蒲の節句発祥地

菖蒲が勝負を連想させることから

馬と勝負事の神社として

競馬関係者の崇敬も深いそう。









社伝によると

神功皇后摂政3年(203)に

この地に兵具を納めて

祭祀をおこなった

これが発祥とされているそう。

203年て、すごい歴史すぎる\(゜□゜)/








こちら本殿です。

正徳2年(1712)

中御門天皇より賜った建物。


神功皇后など12柱。

御香宮に続きまたまた神功皇后








拝殿にはお神輿が準備中。

お祭り前だったので。


ところで、神功皇后って

摂政もしてたんだ、と

歴史を紐解いてみると

なかなか面白い女性。

身ごもったまま戦地に赴き

石を腹に巻いて出産を遅らせ

戦争からの帰り道に

出産した、とか…(@_@)

産まれたのが応神天皇

腹に巻いた石は

月延石として全国に3つあり

そのひとつは

月読神社にあるあの石!

そういえば安産祈願に

月読神社へ行ったなあ!

だから安産といえば

神功皇后なのね〜( ´艸`)

話はそれましたが

面白くて調べたくなる人物ですね。









写真ではわかりにくいですが

ここで5月5日に

駈馬神事がおこなわれます。

直前だったのでいろいろと準備中でした。

駈馬にかけて、午年の神様

となったのかな?

神社自体は

そんなに馬に関連してる

感じはしませんでしたが。








御朱印いただきました!








藤森神社の印と藤の社紋。

馬の押し印があるわけでもなく

ごくフツーな御朱印ですが

1月1〜15日までは

馬の漢字が裏になった

「左馬」の御朱印がいただけるそうです。

左馬は縁起がいいんだとか。

来年は左馬いただきたいな〜!






金札宮→大黒寺→御香宮→藤森神社

とめぐった伏見ご利益めぐり。

金運から安産、勝負運まで

いろんな神様と縁を結びました。









最後に帰り道に

こんな場所に遭遇しました。

近藤勇 遭難の地ですって!








こんなことが書かれていました。

幕末ファンも必見の場所ですね。

清和荘という懐石料理店前です。

余談ですが、ココ素敵なので

オトメ部のランチで行ってみたいな〜!