京都では珍しい中国式寺院・萬福寺
今回はちょっと遠出を。
遠出っていっても
京都市内を出るだけですが…(^▽^;)
宇治を御朱印巡りします。
JRか京阪黄檗駅から徒歩５分くらい。
黄檗宗は江戸時代に明からやってきた
比較的新しい宗派だそうですね。
広い境内。
萬福寺は寛文元年（1661）
隠元禅師によって開かれました。
隠元禅師は、中国の高僧でしたが
日本にいる中国僧に招かれ来日。
３年後には帰国する予定であったとか。
延宝６年（1678）建立の三門です。
来日３年目の隠元禅師のもとには
弟子などから帰国を要請する手紙が届き
本人も帰国を希望しましたが
日本側の信者が留まることを要求し
江戸幕府にも働きかけました。
万治元年（1658）徳川家綱に拝謁し
翌年には現在地を与えられ
萬福寺が建てられたのです。
隠元禅師は結局、日本に
骨をうずめることになったそう。
帰りたいとおっしゃってたのに
帰れなかったなんて
気の毒な気もしますが
気の毒な気もしますが
中国、日本双方から帰依された
すごいお方だったのだな
ということはわかりました。
そして、インゲン豆のインゲンって
隠元禅師に由来しているのだそう！
中国から日本にもたらしたから
この名前が付けられたそうです。
本堂の手前にある天王殿は
寛文８年（1668）の建立。
中国寺院では玄関として見られる場所。
天王殿の中にいらっしゃるのは
どどーんと布袋さま！！
布袋さんって、中国では
弥勒菩薩の化身とされているんですって。
この前見たばかりのスリムで滑らかな
メタボ腹に大笑いの表情…（;´▽｀A``
これはこれで癒されますがね。。
堂内の左右には四天王像がありました。
布袋さんの裏側には韋駄天像が。
走ることの神様だって。
天王殿の後ろには大雄宝殿。
同じく寛文８年（1668）建立。
本堂に当たります。
ご本尊の釈迦如来座像や
十六羅漢像などを安置しています。
重要文化財の回廊を通って巡ります。
葵のももーん、見つけました！！
斎堂とは一般僧侶が食事をする
食堂のことです。
この前にあるのが
「開ぱん」（「ぱん」は木偏に邦）
と呼ばれる木製の魚。
これを叩いて食事や法要の時間を
知らせたそうです。
木魚の原型だとか。
大雄宝殿の前にあった
お香を入れる鉢？
中国式だな〜。
拝観できる伽藍の一番後ろには
法堂があります。
寛文２年（1662）の建立。
この裏に徳川歴代将軍を祀る
威徳殿がありますが
一般公開されてないとのこと、残念。
法堂から北側の伽藍へ回ってみます。
珍しい六角形の形の壽塔。
北側の伽藍でメインは開山堂。
隠元禅師をお祀りしています。
三門付近まで戻ってきて
文華殿は宝物館です。
寺務所にて
御朱印いただきました！
開版（かいぱん）のこと。
横書きの御朱印珍しい！
そして、魚ちゃん可愛い(///∇//)
ふたつめ、御朱印いただきました！
本堂の大雄宝殿です。
葵のももーんは初めてもらったかも？
双葉葵はありましたけどね。
美しいです。
３つめ、御朱印いただきました！
都七福神の布袋さんです。
他に、韋駄天のものがありました。
ここまで来たら寄りたい場所は！
たま木亭です！
全国的に有名なパン屋さん。
閑静な住宅街の中
ここだけ大行列ができてました(￣□￣;)!!
買ったもの一覧です。
クロワッサンはぺしゃんとなってしまい
イマイチでしたが
他は美味しかったな。
といいつつ、だいぶ前のことなので
ちょっと味忘れてしまった(;^_^A
実は、萬福寺より先にここに来てたという。
どっちが本来の目的なんだか(^_^;)
カレーパン、買えば良かったかなあ。
揚げ物系ニガテだから買わなかったけど。
