晴れときどき御朱印      from yumimi*

『かわいい京都 御朱印ブック』『京都の隠れた御朱印ブック』著者、御朱印オトメ部主宰の西村由美子(yumimi*)のブログ。京都のほか近畿地方を中心に巡った寺社の歴史や御朱印の情報を不定期にお届けします♪

待賢門院ゆかりの花の寺・法金剛院




今回は行きたいと思いながら

なかなか行けなかった

花園から太秦エリアを巡ります。






まず訪れたのは法金剛院。

花園駅から歩いても5分くらい。

ここはワタクシ憧れの女性

待賢門院璋子ゆかりのお寺です。









もとは平安時代の貴族

清原夏野の山荘があり

夏野の死後、寺に改められたのが始まり。

天安2年(858)文徳天皇の発願で

天安寺として建立。

その後、衰退しましたが

大治5年(1130)待賢門院によって

再興され、法金剛院となりました。









本堂は改修工事中でした〜

こちらは京都では珍しい律宗

唐招提寺に属しています。









仏殿には重文の阿弥陀如来ほか


本物を間近で見ることができました。

ここまで近寄って見られるのは

なかなかないことなんじゃないかな〜

仏殿が改修工事中だったからかも?









仏殿の裏庭?みたいなところに

佛手柑を発見。

ブッダの手に似てるから?









待賢門院は五位山を背にして

中央に池をつくり

西御堂、南御堂、宸殿を建てました。

極楽浄土を模した庭だそう。









青女の滝は、石組みも平安時代のまま

という京都では貴重な遺構。

特別名勝になっています。









待賢門院堀河の歌碑があった!

「ながからん 心もしらず黒髪の 乱れてけさは物をこそ思へ」

百人一首の中の官能的な恋歌。

ちなみに、堀河は待賢門院に仕えていた人。

彼女は歌をたくさん残していますが

待賢門院はほとんど残していないとか。

あまり歌詠みが得意でなかったのでは…




ということはこちらの本に書かれていました。

なかなかに読みにくい本でしたが(^▽^;)

寝る前に読むとスッと入眠できます( ̄▽ ̄)

待賢門院の月の陰りのスケジュール(!)とか

そんなことまで事細かに載っていて

この地位の人だと

そういうことまで残されているのかと

ビックリしました〜( °д°)









お地蔵さんいっぱい。

法金剛院が一番華やかだったのは

崇徳上皇が御幸された時だったと

堀河は書き残しています。









ツツジがキレイに咲いてた!

あの西行も待賢門院を慕って

法金剛院へ来ていたようです。

さすが、絶世の美女であった

というだけあって大人気ですね!









この池、落ち着きます。

ぴくりとも動かない鳥ちゃんが気になります…。









7月頃には蓮の花が見頃だそう。

池のほとりに座って

待賢門院や堀河、西行、

はたまた崇徳院にまで思いを巡らせて

平安時代にショートトリップ

気分に浸れるお寺です。









御朱印いただきました!








関西花の寺第13番霊場のものです。

この霊場巡りは専用帳面が

必要だそうですが

お花見目的+御朱印集めも楽しそう♪







さて、次は太秦といえば

あのお寺へ行ってみます〜