思わぬところで安産祈願!・わら天神
元は北山の神として祀られていて
天長8年(831)敷地天神の神を勧請して
北山の神の隣りに祀り
応永4年(1397)足利義満が
北山殿(金閣寺)を造営するにあたって
参拝に不便になったことから
両社を合祀して現在地に鎮座しました。
本殿にはスタイ型のお札が奉納されていて
「元気な赤ちゃんが産まれました」
と書かれているのを見てほっこり。
見ているだけで、ワタクシからも
元気な子が産まれそうな気がしましたo(^▽^)o
本殿まわりをぐるりします。
樹齢千数百年というご神木。
平安時代の和歌に詠まれているくらい
著名なご神木だったそう。
コノハナサクヤヒメの父神
このご由緒を読んで
なんだかなーな気分になりまして…(>_<)
要約しますと、ここの主祭神である
コノハナサクヤヒメに一目惚れした
天孫・ニニギノミコトに対して
コノハナサクヤヒメとともに
姉のイワナガヒメノミコトを貢ぎました。
しかしイワナガヒメノミコトが
あまりにも醜かったので
オオヤマツミカミに返してしまいます。
オオヤマツミカミは天子の命が
石(=イワナガヒメノミコト)のように
恒久であれと契約したのに
返されたことで子孫である天皇および人間は
長寿ではなくなったとされています。
醜いからといって返してしまう
ニニギノミコトも酷いですが
なんだかんだ言い訳をつけて
一緒に嫁に行かせてしまう
オオヤマツミカミもしたたかですな(((( ;°Д°))))
返品されても「だから長寿じゃなくなったんだよ」
とか、それも言い訳っぽい(゜д゜;)
一番可哀想なのはイワナガヒメノミコトだな。
石とイコールになってたので
石みたいな顔してたとか(;°皿°)??
名前も酷いよなーσ(^_^;)
神様でも結局は見た目重視なのか?
よく読むと神話ってオソロシイ〜(((( ;°Д°))))
ワタクシも返品されないようにしないとなあ(;^_^A
本殿裏をぐるりとまわって
右側にあるのは六勝神社。
勝利の神様、試験合格に
ご利益があるそうです。
御朱印いただきました!
通称名のわら天神宮がメインに。
中央の朱印に敷地神社と
正式名称が入っています。
ちなみにこちらの安産守りである藁の護符に
節があったら男の子、なかったら女の子
が産まれるといわれているそう。
性別がまだわからない妊婦さんは
こちらで祈願してみても楽しいかもね♪
さて、次は名前的に気になってた
千本えんま堂に行ってみます。