庭のワンダーランド! 雲龍院
さて、泉涌寺の入り口受付横の
小道を登って雲龍院へ。
雲龍院は真言宗泉涌寺派の
別格本山(泉涌寺別院)。
応安5年(1372)御光厳天皇の
勅願によって開かれました。
書院の前庭です。
光格天皇の皇妃を始め
葬り奉って皇室との縁が深まったそう。
塔頭と同じく山内にありながら
別格本山という高い寺格が
与えられています。
まず見に行ったのはこの悟りの窓。
春には紅梅、シャクナゲなど
花を楽しませてくれるそうですが
この時はあまりなかったな。
でもちょうどいい位置にイスが置いてあり。
瞑想&休憩するには絶好のスポット。
どれだけいたかな?
時間が許す限り見ていても
いいような場所でした。
れんげの間には
しき紙の景色なるものが。
ここから四角の窓を見ると
色紙に描いたような景色が
見られるという。
椿・灯籠・楓・松
だそうですが、見えました?
霊明殿の前にあるのが
大きな菊もんもんっ♪の砂庭!
これ、見たかった〜!!
真ん中にある灯籠は
徳川慶喜が寄進したものだそう。
孝明天皇陵にあったものを
幕末の混乱期に薩摩藩が放り投げ
それを二条家の血筋であったここの住職が
夜中にこっそりと取りに行かせて
ここに置いたらしいです。
ちょっと傾いているらしいけど、わかる??
ちなみに、灯籠はその頃からあったようですが
菊の御紋は最近できたみたい。
元は苔庭だったようですよ。
ちょうどライトアップの時期でしたので
龍華殿前にはその準備がされていました。
菊もんもんっ♪入りだし
形もカワイイから売ってたら買いたいわ!
ちなみに、桜の木がありましたが
この時すでに散っていました…。
最後に大輪の間の前庭へ。
ここには石が置いてあり
ここに足を乗せて瞑想するんですって。
悟りの窓でゆっくりしちゃったので
サラッと見た程度でしたが
ここもゆっくりできそうな場所ですね。
御朱印いただきました!
龍華殿とは、ご本尊がいる本堂のこと。
菊もんもんっ♪も美しや!
庭もたっぷり堪能できたし
エンタメ性たっぷりなお寺でした。
拝観料400円で価値あるな〜!
というのがあるそうです。
ここに書いてあるお寺には
すべて御朱印があるということですね。
しかし、数が多すぎて…(((( ;°Д°))))
一日かけないと回れないな〜(;^_^A