玉の輿にのりたいなら! 今宮神社
大徳寺のすぐ北にあるのが
今宮神社。別名玉の輿神社!
創建年は不明ですが
平安遷都より以前から
疫病神を祀る社があったそう。
平安時代には疫病を鎮めるために
御霊会がさかんに行なわれていましたが
今宮社の紫野御霊会もそのひとつ。
本殿です。
現在の場所に神殿が造られて
3柱の神が祀られたのは
長保3年(1001)と伝えられます。
紫野御霊会は今宮祭となって
風流を極めましたが
あまりにも華美なため
禁止された時期もあり、その後衰退。
荒廃していた神社を救ったのがこの人。
お玉さんこと、桂昌院。
西陣の八百屋に生まれ
徳川家光の側室になり
徳川綱吉を産んだ女性です。
綱吉が将軍になってからは
大奥で権勢をふるい
従一位という女性として
最高の位を賜ったことから
元の名前にあやかって
女性として出世する=玉の輿にのる
という言葉が生まれたとか。
俗説という話もありますが。。
荒廃しているのを嘆き
再興に尽くしました。
桂昌院は京都の寺社の再興に
力を尽くしているのですが
そのおかげで(?)幕府が
財政難になっていくという…(>_<)
京都にとっては恩人というべき人なのかな。
境内にある阿呆賢(あほかし)さん。
石をなでで願いを込めてから
持ち上げると願いが叶うという
よくある「おもかる石」のようなもの。
一昨年来た時は長蛇の列だったので
やらなかったのですが
今回はだっれもいません!
なのでチャレンジ。
こ、腰にくるなあ〜(^▽^;)
やっぱり今の身体で重いものは
持っちゃいけないので控えめにしました。
こんなんで願いが叶うでしょうかあ??
さて、今回の目的は御朱印帳!
神社版を1冊コンプリートしましたので
2冊目にこちらのを狙っていました(^-^)/
桂昌院の実家が八百屋で
あることにちなんで野菜の柄!
表紙には賀茂茄子、聖護院かぶら、金時人参。
裏にはちっちゃくですが
伏見とうがらしのような刺繍!
凝ってます。
紺色のほか、桃色や緋色も。
神職の方が身につける衣服の生地で
つくった御朱印帳入れも可愛い(^ε^)♪
ここでお守り買うなら
やっぱり「玉の輿守り」!
結婚する前に来たかったな〜なんて(^_^;)
御朱印いただきました!
見開きって撮影がムズカシイ…。
こちらの見開き御朱印が
欲しかったの〜о(ж>▽<)y ☆!!
今宮祭からやすらい祭りとなって
現在も受け継がれている
お祭りの傘鉾の朱印です。
ちなみに御朱印帳を買ったら
自動的に見開きバージョンが付いて1500円。
手持ちの帳面に見開きで頂く場合は500円です。
挟み紙も可愛い!
こういう細かいところのコダワリって
女子にはタマラナイのです(≧▽≦)
さて、ここへ来たら寄っとかないと!
あぶり餅屋さんです。
かざりやと一和の2軒が
参道に向かい合っています。
以前は一和さんに寄らせてもらったので
今回はかざりやさんへ。
焼きたてのお餅、柔らかい〜。
ほんのり甘めの味噌だれが
歩き疲れを癒してくれます。
ちなみに、お向かいとの味の差は…
よくわかりませんでした(^_^;)