晴れときどき御朱印      from yumimi*

『かわいい京都 御朱印ブック』『京都の隠れた御朱印ブック』著者、御朱印オトメ部主宰の西村由美子(yumimi*)のブログ。京都のほか近畿地方を中心に巡った寺社の歴史や御朱印の情報を不定期にお届けします♪

大徳寺の塔頭その2 龍源院&瑞峯院



大徳寺の塔頭の中で

通常公開しているのは

高桐院、大仙院のほか

龍源院と瑞峯院の4カ所。

今回は残りの2カ所へ行ってみました。








まずは龍源院へ。

ここは大仙院を本庵とする

大徳寺北派に対して

南派の本案とされているそうです。










文亀2年(1502)に

大徳寺開祖・大灯国師から数えて

第8代法孫の東溪宗牧を開山として

畠山義元、大友義長、

大内義興らが創建しました。

方丈をぐるりと囲むように

5つの庭園があります。

写真は入ってすぐの書院前にある

阿吽の石庭といわれる滹沱底。

阿の石、吽の石がありますが

吽の石しか写ってなかった(^▽^;)









方丈の前庭がメインの庭

一枝坦(いっしだん)。

丸い苔の中に石が立っているのが亀島。

右端の石組みが鶴島で

後ろの石組みは鳳来山を表しています。









ぽかぽかと暖かくて

しかもだーれもいなくて。

柱にもたれながらのーんびり。

この時間が一番好きですね。

どれくらい滞在したかな?

ここ、気に入りました(^_^)v









方丈は永正14年(1517)頃に

建てられたもので

遺構を完全にとどめている

ものとしては最も古いもののひとつ。










室内も撮影OKのようだったので

一番気に入った龍の絵を。

作者や制作年代は不明。

桃山〜江戸時代の作風だそう。









北側には竜吟庭。

青々した苔は

果てしない大海原を表し

石が陸地を表しているそう。










方丈の東側には小さな壷庭が!

東滴壷(とうてきこ)といい

昭和35年(1960)作庭と新しい。










この説明に書かれていることに

感慨を受けました。

「何事をなすにも小さな自己を捨て
思い切ってぶつかれば
必ず成就すると
この石庭は物語っている」

う〜む、深いお言葉です。。。

ワタクシも常に思い切ってぶつかろう!

思い切るという気持ちが

大事なんですよネ。









御朱印いただきました!









書き置きでした。

大圓殿とは、方丈のことかな?









さて、最後の塔頭、瑞峯院へ。

天文2年(1535)大友宗麟

自らの菩提寺として建造しました。









この表門や方丈は

室町時代禅宗方丈建築の

遺構をとどめた貴重なもの。

あれ。龍源院の説明と同じだな。。









方丈の前庭です。

龍源院の静かな落ち着きと違い

ダイナミックな動きのある庭!

独坐庭というそうです。

荒波に打ち寄せられながらも

独坐している大自然を表しているそう。

いいなーと思ったら

重森三玲の作庭だそう。

昭和36年(1961)開祖400年遠忌

に合わせて作庭されました。









茶室の前は入り海となって

静かな風景を表しています。

ここもあまり混んでなくて

ゆったーりできるところでした。









方丈裏には閑眠庭(かんみんてい)。

開基の大友宗麟が晩年

キリスト教を保護したり

洗礼を受けたりした


知られていることから

灯籠を中心に石を

十字架に組まれたそう。

十字架に見える??









こっちからだと見えるかな?

横に一列、縦に一列で十字架。

お寺に十字架とは…\(゜□゜)/

重森三玲のコダワリが見えます。









御朱印いただきました!








こちらも書き置き。

独坐大雄峰という禅語がメインに。

この言葉から独坐庭と

名付けられたためかな。







この2つの寺院はとても似てますね。

石庭好きにはどちらも

人が多くなくてゆっくりできます。

時間がない人はどちらか

ひとつでも拝観できればいいかも。

静かな龍源院、ダイナミックな瑞峯院

どちらがお好みですか?

ちなみにワタクシのおすすめは

拝観料が50円安い龍源院デス( ´艸`)

安いってスバラシイヽ(゜▽、゜)ノ







さて、ここまで来たら

行きたくなる

あの神社編へ続きます。