苔モミジを求めて 祇王寺&二尊院
今年の紅葉は思ったよりも早くて。
うっかりとピークを逃しちゃいました(^▽^;)
でも、散りもみじも美しいぞ!
ということで、
美しい苔と紅葉のコラボを求めて嵐山へ。
まずは渡月橋にて。
少し前よりも赤、黄の配分が多くなりましたね。
鮮やかさも増しています。
今回、目指したのは祇王寺。
報道ステーションの紅葉中継を見て
行ってみようかなあ、と。
平清盛でもゆかりのお寺です。
うわー、すっかり散っている…( ̄Д ̄;;
むむ、ちょっとモミジの量が多すぎる…
これくらい苔が透けて見えるのが良いのだけれど。
祇王寺は、元は往生院というお寺であり、
法然上人の門弟、良鎮によって創建されました。
平家物語にも出てくるように、
平清盛の寵愛を受けながら心変わりされた
白拍子の祇王、妹の祇女、そして母の刀自、
後に仏御前も加わり、出家して暮らした尼寺。
こちらが清盛の供養塔と
祇王、祇女、母刀自のお墓だそうです。
この小さな草庵にご本尊の大日如来と
清盛、祇王、祇女、刀自、仏御前の像があります。
いつのまにか荒廃し
明治には廃寺となりましたが
大覚寺による援助で復興し、
苔の美しさでも有名なので
今度は初夏の頃に行きたいな〜。
ちなみに御朱印はコチラ。
直筆では書いてもらえず…(TωT)
すでに書いた紙をもらって張り付けました。
書く方がいなかったのかな?
左上は山号の「高松山」と書かれています。
小さい尼寺ですが、かなり混雑…o(;△;)o
ゆっくり見られなかったし、
なにか物足りないのでもう一件行くことに。
途中で見つけた幕末の4志士。
また出会ってしまったね、龍馬サン!
二尊院にやってきました。
今年のJR東海のポスターロケ地です。
二尊院と呼ばれます。
正しくは「小倉山二尊教院華台寺」だそうです。
総門を入った参道「紅葉の馬場」です。
ちょこっとだけ紅葉が残ってました。
承和年間(834〜847年)に嵯峨天皇の勅願により、
慈覚大師円仁によって開山されました。
紅葉の馬場の上から。
ここにも美しい苔もみじ!
紅葉の馬場を登った塀の前、
ここがポスターのロケ場所です。
すっかり散っていますね…。
ご本尊が安置されている本堂。
応仁の乱で焼けた後、
永正18年(1521)、公家の
三条西実隆によって再建されました。
本堂と同じ時期に再建された勅使門。
後柏原天皇の勅額「小倉山」が掛かっています。
本堂裏に小さなお地蔵さん。
このくらいのバランスの苔もみじが理想!
二尊のご本尊というのは
人が誕生し人生の旅路に出発する時に
送り出してくださる「発遣の釈迦」である釈迦如来、
人が寿命を全うした時に極楽浄土より
お迎えくださる「来迎の弥陀」である阿弥陀如来
と対になっています。
復興に力を貸した豪商、
角倉了以の銅像。
この後ろにしあわせの鐘があり、
鳴らすために行列ができてました。
しあわせの鐘の横の参道を登り、
山道を100メートルほど行ったところに
百人一首の選定をおこなった
藤原定家の時雨亭跡があります。
ただの石だった…( ̄Д ̄;;
でも、ここからの眺めがすごかった!
ちょっと穴場ですかね( ̄▽+ ̄*)
ここから降りる時にお墓を通って行くのですが
すごいお家柄のお墓ばかり…(°д°;)
ここに入るためにはいくら積まなきゃいけないのかな?
その前に、家柄がないと入れないか…(-。−;)
御朱印はコチラ!
「本尊二尊」と書かれています。
朱印は右から「釈迦 二尊院 弥陀」
日付は印鑑でした(^_^;)
帰り道に、美味しそうな卵屋さん発見。
思わず「TKG」頂きました。
この黄色、濃ゆい〜!!
味も濃くて美味しかった♡
卵を売ってたので買おうかと
値段を見てビックリ、
10個入り680円だって…( ̄□ ̄;)
気になる方は、二尊院から嵐山方面への
道の途中で見つけて下さいネ。
それにしても
おやつにご飯食べるとは思わなかったな〜(;^_^A