紅葉先取りドライブ!〜大原三千院から宝泉院、寂光院へ その1
少しずつ寒さが深まり、
冬の足音が聞こえてきたこの頃。
今回は大原の三寺院を訪ねました。
まずは三千院へ。
その後、近江坂本や京都市内に移転したあと、
明治4年(1871)に現在地に移りました。
お城のような入り口、御殿門。
客殿にある聚碧園でひと息。
庭園のモミジはまだ青いままでした。
こちらで朱印をいただけるということで
早々に頂いてきました。
ご本尊の薬師如来と書かれています。
東山ってスタンプ押されていますが
ここも東山なんですね〜!
ご本尊のおられる宸殿を出て有清園へ。
国宝の阿弥陀三尊像がいらっしゃいます。
創建は寛和2年(986)ですが、
元和2年(1616)に大幅な改修が行なわれていて、
外回りはほとんど江戸時代のものだそう。
こちらの阿弥陀様の両脇におられる菩薩様、
珍しい「大和座り」されています。
腰を浮かして前のめりに座っていて
仏像に詳しくない人でも「あれ?」と気づくはず。
もしかして、足でも痛いのかしら(・ω・)?
なんてね〜ヽ(;´ω`)ノ
ちなみに、こちらでも朱印をいただけるもよう。
うっかり最初のところでもらってしまい、
同じところで何度ももらうのもな〜(^_^;)
と思って辞めときましたが。
ご本尊が違うので、朱印も違うはず。
次に来た時の楽しみに残しとこう♪
コイがたくさん。
園内にこっそりと潜む?わらべ地蔵。
表情豊かでかわいらしい。
こちらの方、苔帽子かぶってはります。
どこにいるか、探してみるのも楽しいですよ♪
山内の一番高いところにある観音堂。
新しいと思ったら平成元年に建立されたものだそう。
目を引く木があるなーと名前を見たら
とちの木だそう。
しかも栃木県知事の奉納でした( ̄▽+ ̄*)
鎌倉時代に彫られた石仏。
ラインはゆるくなっていましたが
仏さんであることは確認できます。
石って朽ちないんだなースゴイ\(゜□゜)/
山を降りて行きます。
けっこう好きな青モミジ。
でも赤いモミジも好きです:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
最後に平成18年に開館した宝物館、円融蔵へ。
こちらには往生極楽院の船底型天井を再現しています。
赤外線などを当てて検証したところ、
極彩色で描かれた菩薩などがわかったそう。
なかなか見ごたえがありましたo(^▽^)o
ランチに鴨きんぴらそば。
湯葉そばとサバ寿司で「大原女セット」。
ランチしたお店はココですが
店の前の看板にはこんなことが書かれていて。
法然上人が大原に来られた時、
弟子の熊谷直実が上人を守るために鉈を隠し持ってたと。
上人に諭されて鉈をヤブに捨てたという場所らしいです。
まだ仏門に入りきれてなかったのでしょうか(x_x;)
宝泉院に向かって歩いている途中、
律川沿いのグラデーションもみじ。
途中に勝林院がありました。
こちらもちょっと興味あったのですが
時間の関係で今回はスルー。
何年か前の「そうだ京都行こう」の
ポスターになった場所はここでした。
宝泉院に到着。
こちらは勝林院の住職の坊として
長和2年(1012)に創建。
建物は室町時代文亀2年の再建という説もありますが
形式からすると江戸時代初期の再建だそうです。
格子ごしに鑑賞する鶴亀庭園があるそうですが
池があるって書いてあるので、この庭園じゃないな。
紅葉していた木に見とれてスルーしちゃったかな(´・ω・`)?
紅葉も美しいですが、ここで一番見たかった景色は。
柱と柱を額縁に見立てた額縁庭園!
向こうに見える五葉の松がダイナミック!
長谷川等伯のふすま絵を思い出したりして。
額縁庭園といわれるのは西側の竹林らしいですが
そっちは人が多くて撮影しづらくて(T_T)
この松、外から見ると。
こんなにおっきいのです!
もっこもこしてるヽ(゜▽、゜)ノ
庭に戻りまして、お抹茶いただきます(*^ー^)ノ
拝観料を払うと頂けるお抹茶券。
お菓子と一緒にいただいてほっこり。
あー、のんびりしたいわあ:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
と思ったのですが、
団体さんが来られるということで
後ろに並べられた、たくさんのお菓子にビビり、
そそくさと後にしましたとさ(>_<)
後で聞いたら、修学旅行生とか( ̄□ ̄;)
この時期にこんな小さなお寺の訪問するなんて。
学校側もスケジュールを考えてほしいもんだわ(+_+)
こちらでも御朱印いただきました♪
アップ!
五葉の松に負けじとダイナミックな文字!!
ちなみに、こちらには養源院にもあった
サッサと帰ってしまったためか?
見つけられなかったんですが(;^_^A
つづく。