曼殊院
天台宗の寺院で、
皇族や貴族が住持となる門跡寺院。
天台五門跡のひとつ。
小寺院がその起源とされます。
その後、北山に移転、
洛中(相国寺付近)への移転を経て
明暦2年(1656)、現在地に移転。
現存する大書院、小書院などもこの時のもの。
現在地に移転して寺観を整えたのは
桂離宮を造営した
八条宮智仁親王の第二皇子で
仏教者であるとともに
茶道や華道に通じた文化人であったそう。
現在の曼殊院は
良尚法親王の影響を色濃く受けています。
コチラは、2006年の
JR東海ポスターのロケ地になった勅使門。
もう少し早かったら
紅葉が美しかったのかもしれませんが…o(TωT )
散り積もったモミジの山も
静かな晩秋の寺院では
存在感を発揮しているように思います。
大書院の庭園。
松の枝振りが見事。
小書院の奥には
少しだけ秋の名残。
この辺りまで来ると
京都市内でも「田舎だな〜」
と思わずつぶやくほど、
のどかな景色が広がっていますね( ̄▽ ̄)=3