二条城
1603年、徳川家康が
京都御所の守護と京都での宿泊所として造営。
三代将軍家光が、伏見城の遺構を移すなどして
1626年に完成。
豊臣秀頼と家康の会見や
数々の歴史的なイベントが
行なわれた場所でもありました。
唐門をくぐって、まずは二の丸御殿へ。
コチラは1626年に現在の規模で完成。
まずは遠侍。
参上した大名の控え室です。
ここにある大広間の「一の間」は、
徳川慶喜が諸大名らに
大政奉還を発表した場所。
慶喜はどのような思いで
この歴史的な発表をしたのでしょうかね〜\(゜□゜)/
次は、式台の間。
参上した大名が
老中職と挨拶を交わした場所だそう。
そして、将軍が諸大名と対面した大広間へ。
将軍が座る一の間は、ゴージャスなつくり!
武器を収めた部屋などもあります。
次の黒書院は、将軍と諸大名が
内輪で対面した場所。
同じ書院造りでも少し小さめ。
「密会」という言葉がピッタリかも( ̄▽+ ̄*)
最奥には、将軍の居間と寝室にあたる白書院。
姫たちの人形も展示されていたので
奥方さまが滞在する場所のようです。
ここからぐるりとまわって
最初に入った遠侍まで戻ります。
建物面積3300平方メートルという、
とっても見応えのある御殿でしたo(〃^▽^〃)o
二の丸庭園を通って、奥の本丸御殿へ。
こちらは家光の命により、増築された建物。
五層の天守閣は1750年に落雷で焼失、
1788年には火災で本丸も焼けてしまいました。
現在の本丸御殿は、京都御苑にあった
旧桂宮御殿を1893〜94年に移築したもの。
これは1847年に建てられたもので
宮御殿の遺構としては
完全な形で残っている貴重なものらしい。
ただ、内部には入れませんが…??(−x−;)
天守閣があったという場所に登って
御殿の全体を見渡してみました。
数々の歴史的な瞬間を見てきた
広くてゴージャスな二の丸御殿、
今は穏やかに観光客を迎えていました:*:・( ̄∀ ̄)・:*: