東本願寺と西本願寺の秘密を探る
烏丸通りを走っていると、
荘厳な門が出迎えてくれる東本願寺。
冬に訪れた前回は、
広いのに何もなくて、寒々しい感じさえしました。
今回は実りの秋ですが、
やっぱりグレーが似合うお寺。
世界最大の木造建築、御影堂の広ーい畳に座って
呆然としてみました(*^.^*)
阿弥陀堂の外観は修復中ですが、
内部は拝観できました≧(´▽`)≦
次は、西本願寺へ。
ナゼ西と東に分かれているのか考えもせず
西に着いたとたん、その賑やかさにびっくり( ゚ ▽ ゚ ;)!
来年、親鸞上人の750回忌に当たるため、
大遠忌法要が行なわれる日だったからみたいです。
全国から信者が訪れていました。
こちらの御影堂は世界最大「級」の木造建築だそうで。
東と西に分かれているのも「ナゼ?」だし、
世界最大の木造建築があるのは東なのに
世界遺産なのは西だけ??
御影堂の畳に座って、そのナゾを解きました。
もともとは親鸞上人が宗祖なのは同じ。
豊臣秀吉によって優遇され、
京都・堀川七条(現・西本願寺)の土地を与えられます。
11代顕如上人が亡くなったあと、
秀吉の裁定で次男の准如上人が跡を次ぎ、
長男の教如上人は隠居させられます。
本願寺を別立し、教団も二分することになりました。
仲がワルかった、それが分派にも繋がったとか。。
それを時の権力者(秀吉とか家康とか)が
利用したのですなΣ(=°ω°=;ノ)ノ
知れば知るほど奥深い歴史。。。
東本願寺は登録されなかったのでしょうか。。
書院にも入れました。
多分、750大遠忌に合わせての公開かと。
華やかな往事がしのばれる外観でした。
ここで秀吉が酒盛りしてたのかしら。。。
写真撮影が禁止なのが残念(ノ_・。)
拝観料はかかりませんが、寄付が必要です。
西本願寺、前に行った時の記憶が定かでないほど、
記憶にない場所でしたが、
今回は勉強もしたし、すごく充実した場所でした。
タダでこれだけのものが見れるってのもスゴイヽ(゜▽、゜)ノ