救世観音がご開帳中(秋季10/22〜11/22) 奈良・法隆寺
11月1〜3日の間に奈良へ行けるなら…
法隆寺へ行こう!と決めてました。
なぜなら上御堂(かみのみどう)と夢殿(ゆめどの)が
同時にご開帳されている期間だからです。
夢が叶い、同時ご開帳を堪能してきました。
中門はまだ改修工事中でした。
今年いっぱいはかかるそうです。
法隆寺の歴史など過去の参拝記事はこちら
まずは今回の目的のひとつめ。
拝観受付より西側にある西室を通り過ぎ
奥へ歩いて階段を登った先にある西円堂です。
八角造りの円堂は奈良時代に橘夫人(光明皇后の母)の発願によって
行基菩薩が建立したと伝わります。
現在の建物は鎌倉時代に再建されたもの。
拝観コースから外れているため見落としがちですが
ココにこんな素晴らしいお薬師さまがおられたとは!
と驚くくらいの素晴らしさです。
説明書きによると像高約2.5mで日本最大の乾漆像だそう。
乾漆ってことは奈良時代作なわけです。
古いのに綺麗に残されているし大きさもスゴい。
それなのにこの場所だからか修学旅行生も来なくて落ち着いてます。
近くまで寄って見られないのは残念ですが
お堂を一周すると横からも見られますよ。
ぐるりと一周して五重の塔が見える場所へ。
小高い丘の上なのでちょっと景色がいいです。
そんなに高くないので階段も多くないですよ。
ちょっと外れるだけでこんなにいい場所あったなんて!
御朱印がなかったら気づかなかったかもしれません。
時間が許す限りのんびりしたくなる場所でした。
お堂のすぐ横に納経所があります。
これは本尊の御朱印になりますが
大和北部八十八ヶ所の第51番札所なので
「大和北部の御朱印」と言えば右上の印が札所印になるようです。
拝観コースへ戻り、受付で拝観料1500円払って内部へ。
すでに修学旅行生がいっぱい!
中央に見えるのが大講堂で右側が金堂、左側が五重塔です。
久しぶりに来たので五重塔もぐるりと鑑賞。
奈良時代に造られた塑造群を見ることができます。
大講堂の西側の桜は紅葉して散りかけでした。
内部には薬師三尊、四天王像があります。
前回は金堂の方が印象的すぎて
大講堂の薬師三尊、四天王像を印象がないと書いてますが
今回は西円堂の薬師如来が印象的すぎて…><
また印象に残っていないという事態です。
何度か通り過ぎましたがいつでも人が多くて
ゆっくり見られなかったのも原因かと。。。
でも講堂内からの景色が素晴らしすぎて
お薬師さま目線で(?)撮ってみる。。。
大講堂から北へ出るように看板があり
少し登った先に今回の目的のふたつめ、上御堂があります。
境内図を見ると回廊の外からも行けるのかと勘違いし
ぐるぐるしてしまいましたが、再入場して大講堂から行けました。
ここは毎年11月1〜3日にご開帳されます。
それ以外の日は行けません。
建立されたと伝わりますが、現在の建物は鎌倉時代の再建。
平安時代の仏像ということで
この日見た中では煌びやかで新しく感じました。
ご開帳期間だけいただける御朱印は
このお堂の中で直筆していただきました。
戻って金堂へ。
前回もここでたっぷり時間を費やしましたが
今回も三回くらい出たり入ったりしました(笑)
法隆寺のご本尊がいらっしゃる聖なる殿堂。
面長で平面的なのが飛鳥仏の特徴かなと思ってましたが
どちらも鞍作止利(くらつくりのとり・鞍作鳥)という
仏師さんが造られているんですね。
作者が同じだから似ているのかな〜?
飛鳥時代の原作を再現されたようです。
今回は守護する四天王像にも注目して見ました。
樟で作られた日本最古の四天王像(白鳳時代作)。
光が当たる部分は黒ずんでいましたが
そのほかは白っぽくなっていて塑造かと思っちゃいました。
踏まれている邪気がマンガに出てくるような表情をしていて面白かった!
金堂の下の柱には邪気がいるって前回も書いていましたが
二階部分には龍が絡みついておりました!
この龍さん、いいですね〜。
西院伽藍を出て大宝蔵院へ。
こちらは博物館のようになっていますが
有名な宝物をたくさん見られますが
ワタクシが今回一番感動したのは百済観音です。
前回も見たし、いつでも見ることはできるのですが
飛鳥時代の仏像なのにすらりとしたお姿は
やはり他にはないなあと改めて感動したのでした。
でもこれは鞍作止利の作品ではないんだろうなあ〜?
作風が全然違いますからね。
これも素敵な飛鳥仏のひとつとして印象的でした。
さて、少し東へ歩いた先に東院伽藍があり
夢殿はその中心になります。
今回の目的の三つめ
秘仏・救世観音(くせかんのん)のご開帳を見ること。
飛鳥時代の仏像の基本ともいえるもので
これを模して造られた仏像の多いこと!
これをぜひ見てみたい〜!と思って来たわけですが…
外から格子越しに開いた厨子の中を見るわけですが
ちょっと遠くて見にくい…><
南向きなので天気が良ければ光が差して見やすいはずですが…
収蔵庫に入れられているとはいえ横からも見やすい
百済観音に比べたら見にくくて、こんなものかと。。。
上宮王院の中心がこの夢殿です。
聖徳太子信仰の中心となる神聖な仏様ということで
美術品ではないのでお顔を拝することができただけで
幸せなこと、なのかもしれませんね。
この御朱印もここ、夢殿でいただけたらいいのに〜!
ご開帳期間は秋季10月22日〜11月22日まで。
春季は4月11日〜5月18日です。
太子2歳の時に合掌された掌中から出現したという舎利を安置する建物と
太子一代の事績を描いた障子絵が収められているそうですが
通常、中に入ることはできませんでした。
奥には奈良時代の建物で国宝の伝法堂があり
多数の仏像が安置されているそうですが、こちらも公開されていません。
たくさん仏像を見たと思ったけれども
まだ公開されていないものがあるとは…!
歩き疲れたので近くにある「cafeこもど」でランチ。
前回はスイーツを食べたので今回は竜田揚げランチ♬
鶏肉のほか大和麩とソイミートの三種類の竜田揚げセット。
これにデザート、コーヒーが付いて1500円でした。
多すぎるかと思ったけれど
歩きまくったのでたっぷり食べられました。
大和麩の竜田揚げって初めて食べましたが
お味がじゅわっと染み込んでて美味しかった〜!
鶏肉に比べたら染み込む分ちょっと味が濃いめでしたが
歩き疲れた身体にしっかりチャージできました。
ちなみに御朱印はこのほかに
三回目の参拝ということで「南無佛」もいただきました。
またご縁があればということで!
御朱印まとめ
拝受場所/聖霊院
左/「救世観音」(秋季と春季のご開帳時限定)右/「南無佛」
拝受場所/西円堂
「峰薬師如来」
拝受場所/上御堂
「釈迦如来」(11/1〜3のご開帳時限定)
過去にいただいた御朱印
拝受場所/聖霊院
「以和為貴」(十七条憲法の第一条に書かれている「和を以て貴しと為す」。初めて御朱印を拝受する方はこの文言が書かれます。この御朱印のみ書き置きもありました)
「篤敬三寳」(十七条憲法の第二条)
同第十八番で現在は廃寺となっている成福寺の御朱印「田村皇子問太子之病」
大和北部八十八ヶ所第五十番「阿弥陀如来」が拝受可能です。
以上、法隆寺でした。
第70回正倉院展に行ってきました
毎年、この時期になると奈良がそわそわする…
それは年に一度のイベント、正倉院展があるから!
一般に内部は公開されていませんが
毎年、10月末ごろから11月にかけての二週間ほどだけ
宝物の点検の時に公開されています。
この時期に合わせて奈良へ旅行するという人も多いほどで
開催期間中は周辺にも人が溢れかえります。
行きたいなーと思いつつ今までは御朱印の取材を優先させていたので
御朱印がないスポットは後回しとなっていました…泣
書籍出版も終えた今年は絶対に行きたい!と思ってました♬
10分待ちという表示でしたけど
入るまでに20分くらいかかったかな?
中はすんごい人で熱気もすごくて暑かった!
こんなに混んでる博物館って初めてかも…
と、初めてのワタクシはビックリでしたが
よく来ている方は70回という割には盛り上がってない、とか。
スター級の宝物が少ないからじゃないかっておっしゃってましたが。
でもそれなりに人が多いので
これから行く方は時間に余裕を持ってくださいね。
ワタクシのお気に入りの宝物を二つ!
宝物を入れる箱なんですが
今回の目玉の「玳瑁螺鈿八角箱(たいまいらでんはっかくのはこ)」
も煌びやかで良いのですが
その横でちょっとシブいけれどよく見るとすごい
細かい技にオドロキました。
特に脚の部分に葡萄唐草に鳥や獅子をあしらった
透かし彫りが施されているのが凄い!
これは是非、実物を見て欲しい一品です。
ちなみに写真右端、建物に付いている画像の右側のものです。
写真は帰り道に撮った興福寺の五重の塔。
もう一つのお気に入り宝物はすぐ近くに展示されていた
「粉地銀絵花形几(ふんじぎんえはながたき)」。
仏前にお供え物を献ずるための台ですが
これもまた細かい技が光る一品です。
まず、形が花形なのがいいですね。
側面に銀泥で花弁や飛鳥を描いています。
脚には葉脈が描かれ、形は葉が巻いたようにくねっています。
こんなローテーブルがあったら一人暮らしの女性の部屋に良さそう!
脚がくねっているので子供がいる部屋には向かなそうですが…。
どちらの宝物も検索すれば写真が出て来ますよー。
他にも煌びやかな孫の手(!)みたいな「賽角如意(さいかくのにょい)」や
高松塚古墳の壁画にも描かれている巻きスカートとか
中国から伝わった刺繍飾りの靴なども良かったなあ。
古文書関係は人が多くてチラ見しかできず残念…。
盛り上がりに欠けると言われてもやっぱり素晴らしかったです。
ついでに、同じチケットで入れる常設展の
「なら仏像館」にも行って来ました。
ここも行ってみたかったのでウキウキしながら中へ♬
すると…意外なお方と再会!
今はこちらにいらっしゃるとは全く知らず。
偶然の再会にココロ踊りました🎶
その他、個人蔵のものや手や足など一部分だけ残っているものなど
ここでないと見られない仏像がたくさんありました。
ここは常設なのでそこまで混んでなくて見やすかったです。
2016年秋に室生寺へ行った時の記事はこちら↓
紅葉の“女人高野” 限定御朱印も登場 奈良・室生寺 - 晴れときどき御朱印 from yumimi*
帰り道に興福寺の中金堂を拝見!
再建されたばかりで平成30年10月20日から一般公開されています。
今回は時間がなくて外からの拝観のみです。
古式ゆかしく造られているのにピッカピカなのがアンバランスですが
これも時の流れとともにマッチしてゆくのでしょうね。
ちなみに中金堂の納経所は二回通り掛かりましたが
大行列で30分くらいは待ち時間がありそうな感じでした。
限定があるわけでもないのに…スゴいですね。。。
ちなみに11月11日までご開帳されている北円堂の御朱印がいただける
南円堂前の納経所は全然混んでいませんでした。
正倉院展は11月12日(月)まで開催されています。
北円堂のご開帳と合わせて行ってみてもいいですね♩
東京・日本橋の「奈良まほろば館」にて講座
御朱印めぐりに最適な季節になってきましたね!
今回は東京での講座のお知らせです。
奈良のアンテナショップ「奈良まほろば館」にて
月1回、平日の夜に開催されている『奈良学ナイトレッスン』。
第9夜目のテーマが御朱印ということで
登壇させていただくことになりました。
御朱印について、ある程度は認知されていると実感しているので
少し踏み込んだ内容になるかも…
奈良には一度は行ったことがある
という方でも、また行ってみよう!と思えるような
内容にしたいなーと、絶賛、考え中です^^
無料の講座ですが申し込みが必要ですので
下記よりアクセスしてくださいね。
http:// https://www.mahoroba-kan.jp/course_form1289.html
「テラネス」にてコラムがスタートしました
先日もお寺で都うちわ作りをするという
イベントを紹介させていただきましたが
お寺でヨガや御朱印帳作りなどの
体験イベントを企画されている「テラネス」のサイトにて
コラム「御朱印★漫遊記」がスタートしました!
西村由美子の「御朱印★漫遊記」 | 【テラネス】京都のお寺で癒しの体験。
更新は不定期になりますので
新しい記事が公開されましたら
ブログにてお知らせします。
京都の寺院で都うちわ手作り体験
猛暑が続いていますね。
どこ行っても暑いですが
こんな時は涼しげに〝うちわ作り体験〟なんていかがでしょうか〜?
今週末の29日には壬生寺、
各寺院のオリジナルデザインが施されたうちわの裏面に
貼り絵をして自分だけのオリジナルうちわを作れます。
壬生寺は副住職による「誠」の文字が!
新撰組ゆかりの地ならではのデザインです。
印は今回だけの限定印!!
今熊野観音寺も副住職の文字です。
別峰院では御朱印が押されたもの!
これは珍しい、見た事ないですね。
壬生寺、別峰院は冷房完備な場所にて行います。
今熊野観音寺は扇風機対応ですが、
緑がたっぷりの森の中のような環境なので
暑さもさほど感じないとか!
非日常を味わうにはぴったりですね。
各寺院とも御朱印がありますので
体験の前後に参拝したら御朱印拝受も忘れずにネ!
詳細、ご予約はこちらまで↓
京都のお寺で、都うちわを手作り体験。 参加者募集開始!(2018年7月~8月) | 【テラネス】京都のお寺で癒しの体験。
元三大師縁日の御朱印など 京都・大福寺
4月から生活時間が変わって忙しくなり
御朱印めぐりどころか
ブログを書く時間も取れなくなってきました。
今後も更新頻度は少なくなってしまいそうですが
時間を見て更新しますのでよろしくお願いします!
久しぶりの御朱印ネタは定番の大福寺から!
何回も来ているので撮影し忘れ…
この写真は2017年2月撮影したものです。
過去の参拝記録はこちら
★本尊「菩提薬師」
予想外の御朱印の数! 京都十二薬師十番 大福寺 - 晴れときどき御朱印 from yumimi*
節分まで限定 大福帳の御朱印 京都・大福寺 - 晴れときどき御朱印 from yumimi*
★「歳徳神」「福衆海無量」「ほていそん」「千手観世音」
“福々の日”限定、七福御朱印 京都・大福寺 - 晴れときどき御朱印 from yumimi*
灌仏会の散華入りと「瑞祥七相」の御朱印 京都・大福寺 - 晴れときどき御朱印 from yumimi*
地蔵さま縁日御朱印と御朱印帳情報! 京都・大福寺 - 晴れときどき御朱印 from yumimi*
前回の参拝は約一年前で出産する3日前でした。
その頃は御朱印の拝受はいつでもできたのですが
その後、縁日と土日祝を中心に受付日が設定され
なかなか自分の予定と合わず、やっと来れました。
この日は元三大師の縁日ということでしたが
直筆はやっておられないということで…
あとでツイッターで知りましたが
奥さんが体調不良だったみたいです><
素敵な奥さんに会えなかったのは残念ですが
綺麗な紙の書き置きをいただいてきました。
他にも色々とあって悩みましたが
豆御朱印帳用の書き置きが可愛かったので
季節柄、菖蒲のものを選びました。
こちらの御朱印はドンドン進化していますので
…なんだか食べものの宣伝みたいになっちゃった(^^;
御朱印まとめ
拝受場所/本堂内
★「元三大師」(見開き別紙)700円
★「菖蒲」(豆御朱印帳の見開きサイズの別紙)600円
過去にいただいた御朱印
★本尊・京都十二薬師第十番「菩提薬師」
★京都十二薬師第十番の御詠歌
「御名といふ 人は心のくもはれて あのくぼだいの 岸にいたらん」
★「千手観世音」
★「大福帳」500円
授与期間/平成29年1月1日〜2月3日
★左「歳徳神」 ★右「福衆海無量」 290円
授与期間/節分〜節分まで 授与期間/2と9が付く日
★「ほていそん」(別紙) 500円
★左「摩耶王妃」(別紙) ★右・散華入り「灌仏会」(別紙)500円
授与期間/平成29年3月下旬〜4月8日
★「瑞祥七相」
授与期間/平成29年3月1日〜
★「延命地蔵尊」(白象の印入り)
★豆御朱印帳(5×3cm)300円
以上、大福寺でした。
甲子の日には限定御朱印も! 京都・平等寺(因幡薬師)
まだ書けてなかった3月の御朱印めぐりの続き…
四条烏丸から歩いて10分くらいで行ける
烏丸通沿いに石碑があり入り口は一本奥へ入ったところです。
由緒など過去の参拝記録はこちら
★「薬師如来」
マチナカ御朱印巡り 平等寺(因幡薬師) - 晴れときどき御朱印 from yumimi*
★「因幡薬師」
京都十二薬師霊場巡り 西光寺&因幡薬師 - 晴れときどき御朱印 from yumimi*
★「大悲尊」
洛陽観音巡礼第二十七番 平等寺(因幡薬師) - 晴れときどき御朱印 from yumimi*
本堂と洛陽札所の観音堂くらいしか
見どころないと思ってましたが
4回目にして裏側もくまなく見てみたら
色々と見どころがありました。
まず最初に手水は本堂の右側奥に。
そしてその奥には休憩スペースも。
桜の季節だったのでしだれも咲いていました。
隠れた桜スポットかも!
本堂左にある観音堂は洛陽二十七番の札所。
前回はここをしっかり見学したので奥へ…
ずらりと小堂が並んでいます。
こんなにあるのに全然気づかなかったよ><
ひとつずつ見てみましょう。
観音堂に隣接しているお堂には
歓喜天が祀られています。
もちろん秘仏なので見れません。
隣はお地蔵さんを祀るお堂。
さらに隣は十九社権現という神社。
後白河院が度々お参りに来られ
ここの鎮守神がいかなる神かと尋ねられたそうで。
武内宿禰と答えると
と仰せられ、十八所の神々を院宣して勧請されました。
その後、ある人の夢に西宮夷の御嫡子、一童御前が立たれ
「我もここの擁護の神に入る」と仰せられ
後白河院に許可されたので十九所となったそうです。
御神木を触れるようになってましたよ。
ありがたいので触れさせていただきました。
一番奥には閻魔様がデーンと!
十九所権現やこの閻魔さまは新しいようですが
いつからあったのでしょう?
こういうところにも最初から目を向けられるようになってきたら
寺社めぐりも上級者といえるのでしょうね。
春の終わりに見る桜もオツなものでしょう(笑
記事を書く暇がなく、初夏になってしまいましたが
来年の桜スポットとしてメモっておいてくださいね!
さて、御朱印をいただきに本堂へ。
オリジナル御朱印帳が増えていて
ピンクとブルーのオカメインコのほか
イエローで猫、グリーンで犬の柄も。
ペットお守りもあるし、犬猫好きにはたまらない!
中身の紙質が微妙だった気はしますが
書き置きを貼る専用とかにすればいいんじゃないかな。
右上の印が以前のは「京都十二薬師第一番」なのに
今回は「日本三薬師」のものでした。
右上が「日本三薬師」だと「薬師如来」になるのかと思ってましたが…
ちなみに、特にどの御朱印という指定はしていませんでした。
間違えられたのかしら??
だとしたらレア物ってことで♫
御朱印情報としては
60日に一度やってくる甲子(きのえね)の日には
金字で「勝運大黒天」と書かれた御朱印がいただけるそうです。
甲子の日はご開帳されるということですが
大黒さまってどこにいたっけ??
ご開帳の日でないとお姿がわからないのかも。
憤怒相の大黒さまということで一度見てみたいものです。
2018年の甲子の日、次は6月1日ですよー!
御朱印まとめ
拝受場所/本堂内
★「因幡薬師」
過去にいただいた御朱印
★「薬師如来」
★京都十二薬師第一番「因幡薬師」
「弘法大師」の御朱印 京都・誠心院
歩いてすぐのところにある誠心院。
和泉式部のお墓がある寺院です。
由緒と過去の参拝記録はこちら
★「本尊 阿弥陀如来」
和泉式部のお寺・誠心院 - 晴れときどき御朱印 from yumimi*
和泉式部忌の色紙御朱印 京都・誠心院 - 晴れときどき御朱印 from yumimi*
しばらく工事中だった本堂の北側も
綺麗になっていました。
本堂の後ろ側に和泉式部の供養塔があります。
4年前に初めて来た時とは場所が変わっているのに
境内の看板は昔のままになっていました^^;
この供養塔の右側にある民家のようなところが
いわゆる庫裏で、ここが納経所なのですが
初めて来た時はわからなかったなあ〜。
今は入りやすくなったと思います。
「あるんですか?」と尋ねていただきました。
特にサンプルなどはなかったので
欲しい人は聞いてみたらいいのではないでしょうか。
お寺がどう弘法大師と関係あるのかと聞くと
真言宗だから、とのことでした。
それだけかいな・・;
とのことでしたが
色も印も昨年と同じということで遠慮を^^;
紙の色くらい変えればいいのに〜!
相変わらずちょっと素っ気ない…。
まあ、それくらいがちょうどいいのかもしれませんね。
御朱印まとめ
拝受場所/納経所
★「弘法大師」
過去にいただいた御朱印
以上、誠心院でした。
タコ印入り季節の御朱印 京都・永福寺(蛸薬師堂)
お正月や季節限定ができたと聞いていたので
久しぶりに立ち寄りました。
過去の参拝記録はこちら
都会のオアシス?・蛸薬師堂 - 晴れときどき御朱印 from yumimi*
★「阿弥陀如来」
永福寺(蛸薬師堂)なのにナゼ妙心寺? - 晴れときどき御朱印 from yumimi*
★「鯉地蔵尊」
鯉が助けてくれた!? 永福寺(蛸薬師堂) - 晴れときどき御朱印 from yumimi*
★「京極七福神」
毎日新聞のロケにていただいた御朱印 永福寺(蛸薬師堂)編 - 晴れときどき御朱印 from yumimi*
内部は撮影禁止のため他の写真はありません。
相変わらず「撮影禁止」などの張り紙ベタベタで
景観上よろしくない印象です。。。
困ってはるんでしょうけれど
もうちょっとなんとかならないものなのか…。
行く気が失せてしまいます。
春限定の御朱印はピンクの紙にタコの印。
こちらは別紙のみですが
直筆してくださる御朱印が二種類増えていました。
直筆をお願いしようとしたらご住職不在で
書き置きのみだということだったので遠慮しました。
春以外にも季節限定があるのか確認しませんでしたが
お正月にも限定があるのでありそうですね。
御朱印まとめ
拝受場所/納経所
以前いただいた御朱印
★「鯉地蔵尊」
★「京極七福神」
書き置き(印刷)御朱印の文字が変更に 京都・錦天満宮
新京極の御朱印めぐりは
仕事でもプライベートでも何度も行っていますが
久しぶりに寄ってみました。
京都市中京区に鎮座しています。
寺町通から入ろうとすると
笠木がビルにめり込んだ鳥居に出くわします。
以前はめり込んでいる部分にある店舗が
喫茶店だかで、めり込んだ部分を見られたそうなのですが
今は占い屋さん??みたいになってて
本来の目的じゃないと入りにくい雰囲気。。。
こちらは新京極通り沿いの入り口です。
提灯で見にくいですが鳥居があります。
以前書いた記事は5年以上前になるので
由緒などもう一度復習しておきます。
長保5年(1003)、菅原道真の生家「菅原院」を
その鎮守社として天満天神を祀ったのが創建とされています。
天正年間に秀吉の命により現在地に移転。
明治の神仏分離により社が独立しました。
以前はすっ飛ばしていた手水は
京の名水だったんですね。
今でも湧き出ているみたい。
名物(?)のからくりみくじは
獅子舞がおみくじを届けてくれます。
前回は薄暗くなってから来たので気づかなかった?
それとも興味なくて行ってなかったか…
本殿まわりの節末社も行ってみます。
ご利益はなぜか安産。
隣は倉稲魂命(うかのみたまのみこと)を祀る
日乃出稲荷神社で商売繁盛。
白太夫神社は渡會春彦を祀っているそうですが
誰なんでしょうか〜??
再奥に七社之宮。
各御祭神名は省略させていただきます^^;
社地はそれほど広くありませんが色々見どころあったのね。
御朱印目当てだと忘れがちですがじっくり見ると面白いです。
いただいた御朱印は今も印刷ですが字が変わっていました。
以前、聞いたところによると書家見習いの人が書いている
というお話でしたが、書き手さん変わったのかな。
御朱印まとめ
拝受場所/授与所
★「錦天満宮」(印刷、書き置き)
過去にいただいた御朱印
★「錦天満宮」(印刷、書き置き)
以上、錦天満宮でした。
ビルの片隅に佇むお宮 京都・火除天満宮
ブログを書く時間がなかなか取れず…><
間が空いてしまいましたが
3月末の御朱印めぐりの続きです。
高島屋の近くのビル前にある石碑。
ここに神社があって御朱印があるという
情報も得ていたのですが
いつでも行けるし〜的な感じで行きそびれていました。
四条寺町を下がったところにあります。
天正7年(1579)九州での兵乱を避けるため
六条通周辺に祀ったのが始まりだそうです。
天正15年(1587)烏丸二条の地に大雲院が創建される際に
鎮守社として迎えられました。
駒札では慶長2年(1597)に現在地に創建となっていますが
大雲院が秀吉の都市計画によって天正18年(1590)頃に
四条寺町に移転していますので
そのあとに鎮守社も移転、創建したということでしょうね。
埋もれてて読みにくいけど…><!
大雲院について説明されています。
現在の大雲院は八坂神社の近くにあります。
祇園閣ともいわれる塔があって
目立つ場所なのにあまり公開されないという。
一回だけ行ったことがありますが
けっこう強烈な印象が残っています。
鎮守社だけ残されてしまい
今はビルの片隅にあるわけですね。
社名の火除天満宮とは
元治元年(1864)の蛤御門の変では
この一帯だけが奇跡的に類焼を逃れたそうで。
それ以降も火難から救われたということで
火除の神として信仰を集めるようになったそうです。
ビルの横の細道を入っていく感じですが
ちゃんと手水もありました。
天満宮の梅紋も入ってるし!
ビルに追いやられているように見えますが
ちゃんと整備されたお宮さんでした。
奥へ進むと、天満宮二十五社第九番の石碑。
なで牛さんもおられました〜!
まっすぐ奥へ進んで左側に拝殿が!
おお〜、こんなところにと言っちゃ失礼ですが
すごく立派な社殿で驚き!
ビルの谷間の隠れた癒しスポットですね。
拝殿から失礼して本殿を覗くと
狛犬さんも鎮座されています。
摂末社あり、絵馬もあり…
で、授与所は?と覗くと…
ご用の方は岡本まで、と書かれていました。
通りを挟んだ向かいにある岡本鏡店へ。
無事に御朱印いただきました。
店舗で御朱印をいただいたのは初めてかな?
地方では無住のお寺さんなどでよくあるとか。
全てハンコですがいただけるだけで有難い!!
御朱印まとめ
拝受場所/岡本鏡店さん
★「火除天満宮」
以上、火除天満宮でした。
慈摂大師廿五霊場第六番 京都・誓願寺
過去の参拝記録はこちら
女人往生の寺・誓願寺 - 晴れときどき御朱印 from yumimi*
Hanako取材で頂いた御朱印 その1誓願寺 - 晴れときどき御朱印 from yumimi*
★洛陽三十三観音第二番「大悲尊」
新京極のお寺といえば誓願寺 - 晴れときどき御朱印 from yumimi*
新京極オリジナル御朱印帳のこぼれ話&誓願寺と染殿院の御朱印! - 晴れときどき御朱印 from yumimi*
和泉式部の印が追加に 京都・誓願寺 - 晴れときどき御朱印 from yumimi*
★和泉式部の印入り別紙
和泉式部の印入り新御朱印 京都・誓願寺 - 晴れときどき御朱印 from yumimi*
★「圓光大師」
圓光大師二十五霊場第二十番 京都・誓願寺 - 晴れときどき御朱印 from yumimi*
本堂の前に圓光大師霊場の札所であることが
書かれた石碑がありました。
その右には北向地蔵堂。
御所を守るため北を向いています。
地蔵堂と隣に扇塚。
和泉式部が歌舞の菩薩となって現れることが
能楽や舞踏の世界で崇敬され
その関係者が参拝に訪れるようになり
芸事上達にご利益があると
言われるようになりました。
本堂で阿弥陀さまにご挨拶してから拝受。
今回はまだ拝受してなかった
「慈摂(じしょう)大師」を選びました。
慈摂大師が誓願寺に滞在されていたことがある
ということで札所になっているそうです。
マニアックな巡礼ですよねー(^_^;)
策伝上人忌に合わせた限定御朱印など
限定モノが授与される時もあります。
御朱印まとめ
拝受場所/納経所
★慈摂大師廿五霊場第六番「慈摂大師」
過去にいただいた御朱印
★洛陽三十三観音第二番「大悲尊」
★洛陽三十三観音二番「御詠歌」
★圓光大師二十五霊場第二十番「圓光大師」
◎このほかに
新西国第十五番「大悲尊」「御詠歌」
があります。
数量、期間限定→現在は授与されていません
以上、誓願寺でした。
真田幸村(信繁)念持仏の印が追加 京都・高松神明神社
こちらに来るのは二年ぶりくらい。
お久しぶりの参拝なのに
鳥居の写真を撮り忘れたので
写真は前回と同じものです。
過去の参拝記録はこちら
平清盛と源義朝が参集した場所 京都・高松神明神社 - 晴れときどき御朱印 from yumimi*
社殿は変わりないようですが
奥に入って写真を撮るのがOKかわからず
本殿の写真は撮っていません。
拝殿の左側にあるのが
真田幸村の念持仏を祀ったお堂。
神社の中にお地蔵さまを祀っているとは
現代ではちょっと不思議な感じ!?
神仏習合時代は神宮寺があったそうで
お寺との関わりが深いと宮寺さんから聞きました。
御朱印は留守にされることも多かったので
しばらくお休みされていたそうですが
最近は不在の際は書き置きを自分で取って
授与料を賽銭箱に収めるシステムになりました。
在社されている時は書いていただけます。
真田丸ブームに合わせて
念持仏の印が追加されていました。
御朱印まとめ
拝受場所/授与所
★「高松殿旧跡 開運厄除の神 高松神明神社」
過去にいただいた御朱印
★「高松殿旧跡 開運厄除の神 高松神明神社」
以上、高松神明神社でした。
2018年2月から授与のドクロ御朱印 京都・宝蔵寺
常に新しい御朱印をリリースされてます。
過去の記事はこちら
★墨書き「阿弥陀如来」ドクロ「赤」「フレッシュグリーン」「セージ」
伊藤若冲ドクロ御朱印と御朱印帳 京都・宝蔵寺 - 晴れときどき御朱印 from yumimi*
★御朱印帳、ドクロ「シアン」「ロイヤルブルー」
伊藤若冲の御朱印帳と7、8月限定ドクロ御朱印 京都・宝蔵寺 - 晴れときどき御朱印 from yumimi*
★2017年版「若冲」ドクロ「ピンク」と色紙の「阿弥陀如来」
若冲ドクロ御朱印が復活 京都・宝蔵寺 - 晴れときどき御朱印 from yumimi*
この日の御朱印メニュー。
いろんな種類の御朱印がある場所では
こういうのはあると嬉しいですね。
待ち時間にどれにするか悩む、悩む…。
もはやどれをいただいたか記憶にないのですが
おそらくイエローは持ってなかったはず…
と思って、2月から授与されている
ドクロスタンプの南瓜色をセレクト。
もう一枚は2017年12月から授与されている
「心遠館若冲」のピンク。
心遠館とは若冲のアトリエ名にあたるそうです。
このほか、毎月7日の弁財天縁日には「八臂弁財天」
御朱印が授与され、それぞれ季節に合った印が押されます。
御朱印まとめ
拝受場所/庫裏
★2018年版「若冲」ドクロスタンプ・南瓜色(別紙)
★「心遠館若冲」ピンク(別紙)
以前いただいた御朱印など
★本尊「阿弥陀如来」(直筆)
★本尊「阿弥陀如来」(別紙色紙)
★2016年版「若冲」ドクロスタンプ・赤(別紙)
★2016年5月6月限定ドクロスタンプ・フレッシュグリーン(別紙)
★2016年5月6月限定ドクロスタンプ・セージ(別紙)
★2016年7月8月限定ドクロスタンプ・シアン(別紙)
★2016年7月8月限定ドクロスタンプ・ロイヤルブルー(別紙)
★御朱印帳 大サイズ(18×12cm、紙製、御朱印付)2000円
★2017年版「若冲」ドクロスタンプ・ピンク(別紙)
以上、宝蔵寺でした。
平成30年のお雛さま御朱印 京都・京都大神宮
授与期間は過ぎてしまいましたが
今年もお雛さまの御朱印をいただいてきました。
過去の記事はこちら
★丸印の通常御朱印
萌え系神社として人気急上昇 京都・京都大神宮 - 晴れときどき御朱印 from yumimi*
★オリジナル御朱印帳
萌え系巫女さん入り御朱印帳 京都・京都大神宮 - 晴れときどき御朱印 from yumimi*
★酉年の印入り御朱印
15日まで酉年の印が追加に 京都・京都大神宮 - 晴れときどき御朱印 from yumimi*
★2017年版お雛さま印入り御朱印(角印)
3月はおひな様の印 京都・京都大神宮 - 晴れときどき御朱印 from yumimi*
本殿です。
隣の授与所で御朱印をいただきます。
御朱印は丸印か角印か選べます。
見開き空いてたらふたつ並べてもよかったかも。
季節の印や巫女さんの印は選択制。
季節の印は3月はお雛さまでした。
去年は朱色オンリーだったお雛さま印も
今年はちょっとカラフルにバージョンアップ!
角印を選択、巫女印、季節の印も入れてもらったら
全部乗せ状態になりました(@_@)
4月からは桜と御所車の印に変わってます。
御朱印まとめ
拝受場所/授与所
★2018年版お雛さま印、巫女印入りの角印バージョン
過去にいただいた御朱印など
★御朱印帳(16×11cm、紙製)1500円
★丸印
★酉年印入り、丸印
★2017年版お雛さま印入り、角印
以上、京都大神宮でした。